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オープン・シェア(革命)

ぼんやりとクローズアップ現代+を観ている。

オープン・シェア革命

というタイトル。その文字だけで何を意図としているか分かる。

早速米国大リーグで活躍中のダルビッシュ選手の投球フォームがテレビに映し出された。

今日はこのオープンシェア、言い換えるとデータのオープン化についてお話したい。

僕は商売人の家で育った。おやじはオーナーシェフで、小学校の頃から洋食屋を夏休み、冬休み、春休みと手伝っていた。母はプロといっていいくらいホールで次から次へとお客さんを誘導していた。

仕込みの時に両親の会話で、

「料理の世界は盗むことが大事、何と何を併せて混ぜて、どれくらいの量を入れるとか、お父さんなんか若い時お皿下げながら味見してたくらいやで。」

うわ、そんなこと今だと出来ないなぁ。コロナのバカ野郎。

一昔前は技とか技術とかは独学というか盗むのが当たり前。それがどうも最近のプロ野球の世界では違うようだ。

思いっきりシェアしている。共有しまくっている。

これなんかどうだろうか。

子供ってまっすぐで、すぐにそのとおりやってみたくなる。そんな子供たちの気持ちをわかっているかのように好奇心をくすぐるビジュアルでまとめあげている。

令和になって「」という言葉がいろんなところで行き交い、また求められているような気がする。所有するよりもシェアする。安定よりも革新

野球だけでなく、陸上や様々なスポーツでも同じことが起こっている。

なぜだろう。風の時代だからだろうか。偶然というか急に思いついたのだろうか。もう1度ダルビッシュさんのYouTubeをじーっと観てみる。

変化球の具体的な投げ方、教え始めているのはちょうど1年前あたりのような気がする。コロナ禍になってからだ。

もう1年だ。僕はどう変わっただろうか。

・1日の読む量とそれを発信したり、コメントする量が格段に増えた
・学ぶことを始めた
・家族との時間が増えた。自分が知っていることを共有したりもした
・全く業界外、業種外の人たちとの関りが増えた
・オンラインでの参加や知り合いが増えた
・未来についてとても意識するようになった
・データ化したくなることが多々増えた
・発信することが格段に増えた
・共感、感動することがとても増えた

みなさんはどうだろうか。この1年変わっただろうか。

僕は過去を振り返るのはあまり好きではない。けど、これまで自分はなんだったのかとても客観的に振り返ることがとても多くなった。そして、そこから何を伝えることができるか。少しこれから伝え、共有できそうなことを纏めてみる。

・英語と英語を用いた生活と得たこと
・自分なりのゴルフライフ(もうさようならしたが)
・外資系で仕事をするということ
・新たなキャリアステップへの道
・これから訪日予定の海外の方へのメッセージ(YouTubeとかとか)
・データサイエンティストへの道
・独学で得た知識、オンライン講座の自分なりの評価

毎日何も無駄なことはない。体調が悪い日もある。News Picksにコメントをかけないくらい眠かったり、難しいニュースにも直面する。時間がない。スマートフォンやラップトップを観たくない。遊びたい。

あるがままたまには休んでもでいいかもしれない。でも、そこからは何も動きがない。そんな時も必要だろう。でも毎日何でもいい、残したい、伝えたい、共有したい。苦しんでいる時も、絶好調の時も、うれしいことも。

そんなことを綴っていると昨日コンサルの依頼を受けたAI開発の企業から連絡があった。詳しくはまたデータサイエンティストへの道でお伝えするが、今拝読する限りとても感動する内容のメッセージだった。

みんなそれぞれストーリーがある。自分では大したことないのかもしれない。でも誰かが読んでいる、誰かが見ている、誰かが共感している。人は同じ日を過ごすことはないし、気持ちも毎日変わる。

そう、この「変わる」、がポイントかもしれない。いろんな気持ちが偶然を生み、タイミングを生み、人生を形成している。そこにはもある。でも僕なりに大切だと思うのは毎日何かを発信して、残していくことだ。そこに未来についてのビジョンも備わってくるとまた深みが増すのだろう。

少しでも価値あるボールを創っていこう。受ける人はだれか必ずいる。キャッチボールを申し出る人もいるだろう。ダルビッシュさんは、

「少しでも幸せになってもらえたら。」

という言葉を番組の最後に残していた。そう、自分のボールは必ず誰かが受け止めてくれる。人生も、恋愛も、家族も、友人も。

明日も何かいいことを残そう。いいことではなくても、立ち向かおう。

今日もお読み頂きましてありがとうございます。

追伸
今日のフォトはhibikiadusaさんの作品。甲子園球場が大好きとのこと。僕も共感だ。またいつか家族で絶好調のタイガースを応援したい。

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