やりたいことの具現化

総じて、今までなんとなくで生活してきてしまったことをひしひしと感じている。


今まで人生の中で『選択』を強いられた場面は何度もあった。

高校の選択、大学の選択、働く会社の選択、入った会社での部署異動の選択、引っ越しの選択など。その時々で、自分が一番だと思った選択をしてきたつもりで今までやってきてきたとは思う。けれど、選択ではなく自らの行動で変えてきたことは、とてもとても少なく感じる。

選択は、気付くと目の前にあった。でも、別のところにある『何か』に手を伸ばして別のところへ飛び込んでみようとしたことは、あまり無かった事に気付いた。


唐突になんでこんな事を考え始めたかというと、昨年頃会社の子と飲みに行った時に、キラキラした目で自分の目指していること、目標を語る子がいた。反面、自分は何が好きなんだっけ、何を目標に毎日過ごしているんだっけ、何のために生きている?と自問自答しながら、沈んだ気持ちで帰宅したことがあった。それからしばらく考えたけれど、出てくるのは人の真似ばかり。無理して取り組もうとしても、本当に自分が好きなものではない限り、全く長続きしなかった。当たり前です。


でも、今までの人生を振り返ると、「文章を書くこと」は好きだった。中学の時には仲良しの子と当時流行っていた交換ノートをして、毎日の出来事を綴っていた時間が特別に楽しかったし、高校の時にはブログを書いて毎日あった出来事を書いて、少数の子からコメントをもらえる時間が嬉しかった。大学の時には相変わらずmixiでバイトの出来事を書いたり部活の出来事を書いたり。中でも、卒論を執筆していた期間は、周りには「大変だー」なんて言いながらも、一枚ずつ出来上がっていく事で達成感がいっぱいだったし、文学を齧っていた先輩からもアドバイスを貰える瞬間がすごく嬉しかった。

自分が口下手で、思ったことをなかなか言えない性格であること、それでも文章を書くことで、思ったことを世間に発信できること。多分自分は、書く事に救われてきたのだな、と振り返ると強く思う。

そう言えば、今の仕事でも一番好きなことは、長文のメールを書いている時だったりする。知らぬ間に、「文章を書くこと」が自分にとって大きなモノに変化している事に気づく。今まで特に何も夢中になれなかった自分にとって、唯一夢中になれるものかもしれない。


ということで早速色々なレビューをみて勉強を始める事にした。お金を貯めて、セミナーにも入会したいな。

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