【初心者でも飼えます】サバンナモニターの 基礎的な知識と飼育経験からの考察、長期的な飼育方法、大きく育て上げる方法【まとめ】
どうも、TomiReplogのトミーです。
今回は、毎年春頃に入荷が増える“サバンナモニター”【サバンナオオトカゲ】についての記事を書いていこうと思います。
私自身、サバンナモニターを2匹飼育した経験があり、ベビーからアダルトサイズまで少なくとも5年以上の飼育を経験し最終的に95cmの大きさまで育てました。
サバンナモニターに多く見られる肥満による突然死はよく聞きますが、私が飼育した時はそういった事故も起きていません。
私のこの記事を読む事で
・サバンナモニターの飼育から得た基礎的な知識と考察
・ベビーからアダルトまで上手に飼育できて、ベタ慣れ(人にとても慣れていて触るときにあまり怒ったりしない子)に育てる方法
・肥満にさせ突然死を招くことなく、健康的に育て上げる方法
・一年間で約80cm近くに育てる方法
を学ぶことができます。
まず結論から先に言うと、サバンナモニターの飼育自体は難しくありません。
そして肥満にさせ突然死を招くことなく健康的に育てられ、一年間で約80cm、またそれ以上に成長させることも個体差はありますが可能です。
これから飼育する方、飼育を考えている方の力になれたらとても嬉しく思います。
サバンナモニター
まずはサバンナモニターの基礎的な部分について解説していきます。
●形態
・最大全長:1m、平均は90cm程
(個体によっては1mを越す個体も確認されています)
・寿命:10年程(突然死することから飼育下では短命で、長期的な飼育が難しいと思われています)
・生息地:アフリカ大陸
(毎年春頃になると、アフリカの現地で採集された卵を人工的に孵化させ生まれた個体“FH”[ファームハッチ]のベビー個体が多く流通し販売されています)
私が飼育していた個体たちも“FH”のベビー個体でした。
※ちなみにアフリカ大陸のオオトカゲと言ってもアフリカに住む他の種類のオオトカゲと比べると最小クラスです。
【ベタ慣れにさせるには?】
ベビーから飼育して徐々に人慣れさせていくのをお勧めします。
個体にもよりますが、ベビーから飼育することにより“神経質な子”や“かなり攻撃的な子”じゃない限り、大体の個体は比較的早くから人慣れしてくれると思います。
私は飼育する際に、人馴れさせることを優先的に考えて
お迎えしてきた最初の数日間だけ、落ち着かせるためにシェルターを設置しましたがその後撤去しました。
基本シェルターなどは入れずに“お腹を温められる岩のみ”を設置してしばらく飼育していました。
すると常に体を隠すところがなく、基本的に岩の影に隠れるくらいしかできなくなります。
その状態で餌をピンセットなどから与えていくと早く人に慣れてくれて“餌をくれる人“という認識になってくれます。
(※⬆︎上記はあくまで一例です。全ての個体に言える事ではないので、あまりにも神経質な個体や攻撃的な個体はシェルターを設置して人が見えないようにした方が落ち着く場合もありますので、その子その子で試してみて下さい。)
そこから、ハンドリング(手に乗せて持つこと)を生体のストレスにならない程度にできるだけ毎日行うとベタ慣れ個体に近づけます。
【個体選びのコツ】
私個人の意見ですが、最初から噛み付いてきて向かってくるような個体は噛み付くことが癖になると成長したあとがとても大変になってしまうのですが、個人的に逃げ回るような神経質な子よりも噛み付くくらい元気がある子の方が、多少時間はかかりますが逃げ回る子よりも慣れてくれる可能性が高いです。
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