見出し画像

全国ぺちこん行脚の状況を知りたい!〜PHPカンファレンス福岡2024 サイボウズスポンサーブースレポート〜

開発本部 People Experience チーム Developer Concource Unit  兼 Garoon MATSULI チームの西原@tomio2480 です.めずらしく会社の人っぽいレポートを書きます.

わたしたちサイボウズ株式会社は PHP カンファレンス福岡 2024 にシルバースポンサーとして協賛いたしました.通称 "2024 年 月刊 PHP カンファレンス" 6 回目の一区切りであり,また,歴史ある PHP カンファレンス福岡に今年も貢献できること,嬉しく思います.

さて,今回わたしたちはスポンサーブースの出展を通じて,参加者のみなさまとの交流機会をいただきました.たくさんの方にお越しいただき,Garoon 開発と PHP の話や大量に迫り来る地域 PHP カンファレンスとどう向き合ったかなど,様々なお話ができて大変満足でした.

お越しくださったみなさまは覚えておられるかと思いますが,わたしたちのブースで取った「あなたはどこの方で,どこのぺちこんに行きましたか」アンケートの報告をさせていただきます. 

データ

Post-It のボード上に表が組まれてシールによって回答されている様子
図 1 : 回答されたボードの写真

表 1 : 回答データの数字起こし

$$
\begin{array}{cccccccc}
& \begin{array}{c}北海道\\ 参加\end{array} & \begin{array}{c}関西\\ 参加\end{array} & \begin{array}{c}PHPerKaigi\\ 参加\end{array} & \begin{array}{c}小田原\\ 参加\end{array} & \begin{array}{c}香川\\ 参加\end{array} & \begin{array}{c}福岡\\ 参加\end{array} & \begin{array}{c}沖縄\\ 参加\end{array} \\ \hline \\
\begin{array}{c}北海道・東北\\ 在住\end{array} & \fbox{5} & 3 & 3 & 5 & 3 & \underline{{5}} & 1 \\\\
\begin{array}{c}関東\\ 在住\end{array} & 18 & 17 & \fbox{27} & \fbox{23} & 17 & \underline{{33}} & 8 \\\\
\begin{array}{c}北陸・中部\\ 在住\end{array} & 1 & 2 & 2 & 2 & 2 & \underline{{4}} & 1 \\\\
\begin{array}{c}近畿\\ 在住\end{array} & 2 & \fbox{7} & 3 & 2 & 6 & \underline{{10}} & 4 \\\\
\begin{array}{c}中国・四国\\ 在住\end{array} & 1 & 1 & 1 & 1 & \fbox{1} & \underline{{4}} & 0 \\\\
\begin{array}{c}九州・沖縄\\ 在住\end{array} & 2 & 3 & 8 & 1 & 3 & \underline{{54}} & \fbox{10} \\\\
\begin{array}{c}合計\\ 参加者数\end{array} & 29 & 33 & 44 & 34 & 32 & \underline{{110}} & 24
\end{array}
$$

表 2 : 福岡参加者を分母とした他地域 PHP カンファレンスへの参加率

$$
\begin{array}{cccccccc}
& \begin{array}{c}北海道\\ ———\\ 福岡\end{array} & \begin{array}{c}関西\\ ———\\ 福岡\end{array} & \begin{array}{c}PHPerKaigi\\ ——————\\ 福岡\end{array} & \begin{array}{c}小田原\\ ————\\ 福岡\end{array} & \begin{array}{c}香川\\ ———\\ 福岡\end{array} & \begin{array}{c}福岡\\ ———\\ 福岡\end{array} & \begin{array}{c}沖縄\\ ———\\ 福岡\end{array} \\ \hline \\
\begin{array}{c}北海道・東北\\ 在住\end{array} & \fbox{100.0} & 60.00 & 60.00 & 100.00 & 60.00 & \underline{100.00} & 20.00 \\\\
\begin{array}{c}関東\\ 在住\end{array} & 54.55 & 51.52 & \fbox{81.82} & \fbox{69.70} & 51.52 & \underline{100.00} & 24.24 \\\\
\begin{array}{c}北陸・中部\\ 在住\end{array} & 25.00 & 50.00 & 50.00 & 50.00 & 50.00 & \underline{100.00} & 25.00 \\\\
\begin{array}{c}近畿\\ 在住\end{array} & 20.00 & \fbox{70.00} & 30.00 & 20.00 & 60.00 & \underline{100.00} & 40.00 \\\\
\begin{array}{c}中国・四国\\ 在住\end{array} & 25.00 & 25.00 & 25.00 & 25.00 & \fbox{25.00} & \underline{100.00} & 0.00 \\\\
\begin{array}{c}九州・沖縄\\ 在住\end{array} & 3.70 & 5.56 & 14.81 & 1.85 & 5.56 & \underline{100.00} & \fbox{18.52} \\\\
\begin{array}{c}全地域\\ 合計\end{array} & 26.36 & 30.00 & 40.00 & 30.91 & 29.09 & \underline{100.00} & 21.82
\end{array}
$$

考察

ご覧のとおり,当然九州勢が多くなりました.しかし,九州勢が多いからといって,その方々みなさんが東京や他の地域の PHP カンファレンスにも足を運んでいるわけではなさそうです.わたしたちは福岡に来なければ,このみなさんとコミュニケーションをとることができなかったということです. 

PHP カンファレンスという名前がついているから,どこに行っても同じ人がくるんでしょ? と聞かれることも多いですが,実態はそうではありませんでした.

みなさんにシールを貼ってもらっている様子を見ていると,たしかに同じメンツが全国行脚している様子も見て取れましたが,データと照らし合わせてみると,そういったカンファレンスジャンキーは多くても全体の 1 割程度かなということもわかりました.

きちんとしたデータを取るためには,全ての PHP カンファレンスでこれをやり続ける必要がありますし,しかも分母も参加者の中のサイボウズブースに来た人に限られるわけですから,ほんとうのところどうなのかはまだまだ霧の中です.ひとまずサンプルカンファレンス数 1 の状態から推測できる情報として,ここにまとめておきます. 

おわりに

「ぺちこん多すぎ!どうしよう!」という悲鳴もたくさん聞こえてきてはいましたが,それぞれの地域でしか生まれない縁もあるわけですし,各地に赴いて交流できる機会に感謝してもしきれないなと思いました.

実際,認知拡大とか採用とか,そういった観点で見れば,東京のカンファレンスくらいしか効果を説明できません,みたいな事情があることも承知の上で,それら以外の価値の大きさと尊さに思いを馳せる自分がいます.

協賛,参加,登壇,運営など様々な形でこういった貴重な機会に貢献する道が開かれていることに感謝しながら,これからも継続して自分にできることを見つけてやっていきたいと,改めて強く思いました.

PHP コミュニティがインターネットの枠を超え,東京のみならず日本各地の PHPer と共にある姿は大変尊いです.このすばらしいコミュニティを応援できることは誇らしいことですね.

次は PHP カンファレンス沖縄 2024 で会いましょう!!!!👋


いいなと思ったら応援しよう!