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嫁姑バトル

こんばんは、夕飯めんどくさいときのカレー率は異常。

トミーです。

とりあえず、ウインナーとかチーズとかトッピングを豪華にして、ごまかしてみます。
CoCo壱ごっこみたいな。

タイトル回収しますが、既婚女性のみなさん、お姑様とは、どんなかんじでしょうか?

私の友人に

義母が中国人


という、なんともグローバルな家系があります。
しかも、義母様は軽く日本語が喋れる程度。

なに言ってるか意味不明。

だそうです。
そして、家族のグループLINEに、

全力の中国語で入力。

私の友人は、翻訳アプリを駆使し、コミュニケーションをとっているそうです。
おかげで、めちゃくちゃ可愛がられており、一般的な嫁姑バトルのようなことにはなっていません。

私なら本能的に、中川家の中国人風モノマネして嫌われるはず。



そもそも、中国人の嫁姑関係が、どうなのかよく分かりませんが。

私のまわりは、そこまで嫁姑でもめている様子は無いように感じます。

適度な距離感で可愛がってもらい、
がしかし、同居はしない、
財産の生前贈与よろこんで!!!


みんな、うまくやっているんだなぁと思います。

私はどうかって?
じつは、旦那のお母様は結婚前に病気で他界しました。
なので、私には嫁姑バトル的なことが無いのです。

お付き合いしているとき、旦那の実家に行きました。
プロポーズはされてませんが、結婚のつもりがあります的な挨拶。

旦那的には、病と闘っているお母様を安心させたかったのかもしれません。
※なら、さっさと結婚しろよって話ですが。
※なんとなく、今じゃない的な。

そのとき、旦那のお母様とは最初で最後の対面でした。印象としては、

旦那の女バージョン。

あぁ、血を受け継ぐとはこのことだなと思いました。

病で、しんどそうでしたが、きちんとコミュニケーションをとってくれたり、もてなしてくれました。

優しく
朗らかで
あたたかくて
常識的で
謙虚

初対面だし、外ヅラてきなことはあったとは思いますが、それすらも旦那にそっくり。

自宅から、おいとまするとき。
弱った小さな体で、玄関先の小道まで出てくれて、深々お辞儀した姿を私は忘れない。

お母様『どうぞ、またいつでも来てくださいね!次はいい報告待ってるから。』

私は、全力でお礼をつたえました。
あまりに、丁寧すぎる見送りに尊敬。

旦那に、このはなしを最近したら、

旦那『そんなことあったっけ?あ、でも母ちゃん、お客さんきたら必ずそうしてたわ。』

え、そんな出来た人なの!?

ちなみに、私の母親はご存知毒親なので、初対面の旦那に相当失礼な態度でした。
うちの母親なら、絶対的にあんな丁寧な見送りはしない。
いや、できない。

あぁ、私も旦那のお母様に育ててもらいたかった。

わりと、ガチめに思うことです。
なんなら、旦那が親みたいに感じることが、たまにあります。
幼い自分の気持ちを抱き締めてくれるような役割になっています。

否定されないって、心地いい。

はなしは戻りますが、旦那のお母様は結婚の前に他界しました。

入退院をくりかえし、たまに旦那にメールをしていたようです。

末っ子の遠方に住む息子。
きっと可愛くて仕方ないのだろうなと思いました。

『3兄弟で一番あんたが優しいよ』

そんなことを、よく言われていたそうです。
客観視、その優しさは、完璧にお母様ゆずりですが。

余命宣告がされていたので、
旦那が『会話できるうちに、見舞いにいく。』と言い出しました。
私も連れていくつもりだったようですが、

お母様『白髪だらけで、カッコ悪いよ、、、。』

あぁ、女性らしいなぁ。
お客さんに見せる身なりを気にするって、素敵だなぁ。
きちんとしたかただなぁ。
改めて尊敬しつつも、同行は遠慮しました。

しかし、このままコミュニケーションをとらなかったら後悔する気がした私。

まだ、体調としては
会話できるし、
音楽聴けるし、
自分でトイレもいける。
そう、まだ出来ることは多々あるらしい。

そうだ、手紙を書こう。

ベッドで起き上がって、老眼鏡をかけ、手紙を読むことは、きっと可能だ。

私は旦那にすら言ったことのない気持ちを、ただひたすら書きなぐった。

○○くんの優しさに救われてます。
○○くんの優しさを尊敬します。
○○くんが優しいのはお母様の影響です。
私も○○くんみたいに優しい人間になりたいです。
○○くんに認めてもらえる努力をします。
私は結婚をしたい気持ちはありますが、○○くんにもそう想ってもらえるように頑張ります。

息子を褒めあげてみた。

そして、感謝。

スピリチュアルなことに、あまり興味がない私ですが、そのときは折り紙の裏に祈りを書き鶴を折った。
そして、手紙に同封した。

本当は、大好きなチャン・グンソクの写真を同封したかったが、手に入らず後悔。。。

旦那は、無事にお母様に手渡ししてくれたようです。

一方的であるし、自己満でもある。
がしかし、気持ちを伝えなかったら後悔したと思う。

気恥ずかしいのもあり、旦那にはお母様がなんて言っていたかは聞きませんでした。

そして、数ヶ月後にお母様は旅立った。
お葬式に行くべきか悩んだが、

『親族のしごとに巻き込ませるわけにはいかないから。(遺品整理とか)』

とのことだった。
そのかわりに、

『落ち着いた四十九日、どうぞ会いにきてやってください。』

と、ご家族に言われた。
ので、言われるがままそうしました。
まだ婚約者でもないので、さしでがましくするのもおかしいし。

そして、四十九日。

旦那兄『母に手紙くれてたよね?』

トミー『はい。じつは。』

旦那兄『あれね、薬箱に入ってたんだよ。毎日触れる場所に置いておきたかったのかな。大事にしてたのかも。ありがとうね!』

トミー『、、、。』

なんとも、胸がギュッとなりました。
そして、遺品整理で盛大に全員に読まれたらしく

胸がギュッとなった。(爆死)


恥ずかしいだろ、普通に!!!
たぶん、いまは義父が持っているのだと思います。

わたしたち夫婦は、結婚式はせず、ブライダルフォトだけにしました。

義父にアルバムを手渡すと、なんとも言えない顔で喜んでいました。
なんならちょっと泣いてた。
お母様にも見せたかったのだろうなと察します。

アルバムは、お母様の写真の隣に、ちょこんと置いてあった。

意外にも三兄弟で、ブライダル的なことをしたのは初めてだったらしい。
私の興味だけで、進めたブライダルフォトだけど、相当な親孝行になったなと思います。

ご健在ならば、どんな嫁姑関係になっていたのだろうか。

私は家事が嫌いだし、だらしないから、叱られてしまうだろうか。

でも、そんなお叱りは、私の母親なんかよりもずっと愛情深いのかな。

愛情深いっていいな。


世の中、嫁姑のいざこざをよく聞きます。
なんなら、私の兄嫁と私の母親の関係は最悪だ。
私の母親が姑とか、わりとムリゲーだ。
兄嫁は姑ガチャを盛大にはずしている。

あんな大変な思いはしたくないけど、
なんなら実母でお腹いっぱいだけど、
友人をみているかぎり、

ちょっとお姑さんがいるの羨ましい。


まぁ、無い物ねだりですね。
そして、旦那の優しさに今日も感謝しよう。

今日もありがとうございました!





































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