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感動したことばその1 ーフランクル「夜と霧」を読んで ー
以前から本の感想や書評などを記事にしたいとは思っていたのですが、なかなかできてませんでした。
読書自体はしていたのですが、何を伝えたいのかが不完全な状態が続いていました。最近になってようやく、自分の中で本についての記事をどういうものにしようかが、少しずつですが見えてきました。
それがこちらです↓
「読んだ本の中で一番心に響いたフレーズを抜き書きする」
私の記事では、本の要約(まとめサイト的なもの)だったり、書評(本を読んだ私の意見)は今のところありません(これから先は分からないけど)。
ただ、私が「感動した」「心に響いた」と感じたフレーズが、取り上げる本のどこのページにあるのか、探し物をするつもりで読んでいただければ幸いです。
今回は、ヴィクトール・E・フランクルの
「夜と霧」です。
最初の章のタイトルにあるように
「心理学者、強制収容所を体験する」、
ユダヤ人で心理学者の彼が強制収容所に収容されてから解放されるまでの体験を描いたルポタージュです。
第一段階 収容
第二段階 収容所生活
第三段階 収容所から解放されて
の3つの段階に大きく分かれています。
読み進めるうちに「これは!」と思う一文が目に留まったので、ノートに書き写しました。
それがこちらです↓
(どこのページにあったか忘れてしまいました。ごめんなさい)
およそ生きることそのものに意味があるとすれば、苦しむことにも意味があるはずだ。苦しむこともまた生きることの一部なら、運命も死ぬことも生きることの一部なのだろう。苦悩と、そして死があってこそ、人間という存在ははじめて完全なものになるのだ。
この記事を読んで、今回紹介した本を読んでみようかなと思ってくだされば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。