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戦友 Affection 2006

冨永裕輔
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※試聴版。オリジナル版(03:48)は購入後に視聴可能。

本日4月16日は「ボーイズビーアンビシャスデー」です。
あのクラーク博士が「少年よ、大志を抱け」という言葉を残して北海道を去った日だそうです。
もちろん、少年に限ることなく大志、つまり夢を抱くことは生きる情熱となり、糧となると思います。

この言葉の原文も、
「Boys,be ambitious like this old man」
ということで、
「この老人の私のように、きみたち若い人も野心的であれ」
というような意味になります。

やはり、年齢に関係なく、夢を持つことの大切さを伝えたかったのではないでしょうか。

さて、この季節になると、新生活のスタートや学校に入学した頃のことをふと思い出したりもします。

歌手になるという大志を抱いて上京した頃のことを思い出して、書いた歌があります。
そこには、共に大志を抱いた仲間たちと切磋琢磨した日々がありました。
その苦楽のすべての経験を通じて今があります。

そんな戦友たちとは、もしかしたらこの人生においてもう二度と会うことはないのかもしれないけれど、生きていればどこかで会えるかもしれない。

大切なことは、すべての過去に感謝し、大志を抱き未来へ向かい、胸を張り生きていくこと。

夢を抱きなにかにチャレンジすると、悩んだり悔やんだりすることも経験します。
しかし、そのすべてに花は咲きます。
一歩踏み出さなければ得ることすらできなかった苦しみも、すべてが勲章であり贈り物なのです。
そこにしか咲くことができない花が、未来へ導く大志であり夢となります。

ぼくの詩や歌もいつもそうやって生まれてきました。

だから、一歩踏み出した自分をいつも肯定し、その先の一歩を踏み出し続けていきたいと思います。

チャレンジはいつも次のチャンスに繋がっています。

灼熱の太陽も冬の寒さも、このコロナ禍の日々さえも、いつかみんなで笑いあえる日々が来る。

アマチュア時代のアルバム「Affection」から、『戦友』をnote限定初配信します。

前回の「if…」と同じアレンジャーによる編曲は、その後のプロデビューでも採用されています。

また、この楽曲で宮崎県のケーブルテレビにて、初めてテレビでの歌唱も経験させていただくなど、初期作品のなかで光を放つ一曲となりました。

ご縁が現在も続くゴスペラーズ黒沢薫さんや、平原綾香さんに、アマチュアながら認めていただいた音源でもありました。

ジャケットは、早稲田大学入学式の日の一枚です。


「戦友」
作詞 冨永裕輔 作曲 冨永裕輔

東京に来てからの三年を 共に過ごした
きみは僕にとっての そう “戦友”だね

泣き笑い憂い顔 きみのそのすべてを知ってたよ
でも最後に見せた優しいさよならだけは ずっと見たくなかった

きみを置いてけぼりにしないと 誓った僕なのに
どうしてあのとき弱い風が 僕の心を吹き抜けていった

いつか「あんなこともあったね」と 笑い合えるような
戦友になれたらいいねと きみが僕に笑った
夏の太陽は容赦なく照りつけ 冬の雨は温もりすら奪ってく
そのすべての時間をきみと話すまで ずっとしまっておこう

嗚呼 愛しき戦友よ 僕らが生きているかぎり
またどこかで逢えるよな 
願い歌い歩いていこう

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
明日もあなたに良いことがありますように♪

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