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サクラ舞フ 2006ver.
冨永裕輔
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※試聴版。オリジナル版(04:00)は購入後に視聴可能。
3月最後の金曜noteは、昨夜Tokyo Star Radio(八王子FM77.5)『冨永裕輔 癒しの森 八王子時間』で初オンエアしました、アマチュア時代の2006年のアルバム「Affection」に収録の『サクラ舞フ』です。
デビュー後の3rdアルバム「On My Way」でリメイクされる前の原石の音源を、note限定配信にてあなたに届けます。
ジャケットはこの春に撮影しました桜です。
時をつなぎ、あなたの心に花びら開きますように。
セルフライナーノーツ、初期の歌詞とともにお楽しみください。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2005年4月にソロ活動をスタートし、毎回のライブで必ず新曲を発表することを自分に課し、そしてそれを楽しみにまたライブに来てもらえるように取り組んでいきました。
ほとんど誰もぼくのことを知らない中で、オムニバス形式のライブハウスでのライブに出演します。
一回一回が夢への真剣勝負です。
いかに知ってもらうか、興味をもってもらうか、また次も来ようと思ってもらえるか。その積み重ねが、やがてワンマンライブに繋がり、そしてライブハウスから小ホール、小ホールから中ホール、中ホールから大ホールへと未来が拓けていくと信じて。
そんな最初のライブを終えて、次のライブで発表した初めての新曲がこの『サクラ舞フ』でした。
ちょうど桜の季節でもあり、神田川や目黒川といった都内の桜の名所を歩きながらこの歌を作ったように思います。
初期の頃は楽曲制作の基礎力のためにも、邦楽洋楽問わず多くの楽曲のカバーも行っていました。この楽曲のファルセットによるスキャットには、洋楽の影響も見られます。
「時は過ぎゆくものね」とは、なかなか現代の口語では言いません。
現代的なサウンドに敢えて文学的な詞表現を乗せています。
それにより、二行目のサクラの花便りという着地との温度感を合わせています。
また、「もうすぐこの部屋にも サクラの花便り」
このようなワンフレーズはひらめきで紡いでいます。
当時から楽曲制作で大切にしてきたのは、楽曲の温度感です。
その楽曲の温度感に合う言葉選びということが、無限の言葉から言葉を選んでいく作詞のヒントになります。
そうすると楽曲に統一感が生まれ、一曲としての存在感のある、強い楽曲になります。(力強さという意味ではなく芯の通ったブレない強さ)
デビュー後のリメイクではカットされた
「ずっと待たせてごめんね 迎えに来たよ
ぼくの手を握りしめて サクラの降る丘へ」
というフレイズは、この初期のバージョンにだけ入っています。
この楽曲はラブソングとなっていますが、実はこの楽曲が浮かんだ背景、描いている世界観には、またちがった体験が生きています。
その角度から詞を味わうと、まったくちがった側面が見えてくると思います。
その側面は、来週の「癒しの森 八王子時間」で触れる予定です。
「サクラ舞フ」 作詞・作曲/冨永裕輔
時は過ぎ行くものねと きみがつぶやく
もうすぐこの部屋にも サクラの花便り
あの日見た少女の微笑が ここにあるのに
なぜだろう こんなに心が苦しいのは
サクラ舞フステージに きみを連れ出し
もう一度花びら開け きみの胸に
ずっと待たせてごめんね 迎えに来たよ
ぼくの手を握りしめて サクラの降る丘へ
そっとベッドを抜け出し 約束の場所へ
心の扉開けば 歩き出せるさ
夢に見た青い空の下 ぼくに微笑んだ
きみの笑顔に もう涙は見せないと誓った
サクラ舞フステージに きみを連れ出し
もう一度花びら開け ぼくの胸に
舞い上がる花びらが 時をつなぎ
もう一度ふたりめぐり合う この場所で
サクラ舞フステージに きみを連れ出し
もう一度花びら開け きみの胸に
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
明日もあなたに良いことがありますように♪
デビュー後の3rdアルバム「On My Way」でリメイクされる前の原石の音源を、note限定配信にてあなたに届けます。
ジャケットはこの春に撮影しました桜です。
時をつなぎ、あなたの心に花びら開きますように。
セルフライナーノーツ、初期の歌詞とともにお楽しみください。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2005年4月にソロ活動をスタートし、毎回のライブで必ず新曲を発表することを自分に課し、そしてそれを楽しみにまたライブに来てもらえるように取り組んでいきました。
ほとんど誰もぼくのことを知らない中で、オムニバス形式のライブハウスでのライブに出演します。
一回一回が夢への真剣勝負です。
いかに知ってもらうか、興味をもってもらうか、また次も来ようと思ってもらえるか。その積み重ねが、やがてワンマンライブに繋がり、そしてライブハウスから小ホール、小ホールから中ホール、中ホールから大ホールへと未来が拓けていくと信じて。
そんな最初のライブを終えて、次のライブで発表した初めての新曲がこの『サクラ舞フ』でした。
ちょうど桜の季節でもあり、神田川や目黒川といった都内の桜の名所を歩きながらこの歌を作ったように思います。
初期の頃は楽曲制作の基礎力のためにも、邦楽洋楽問わず多くの楽曲のカバーも行っていました。この楽曲のファルセットによるスキャットには、洋楽の影響も見られます。
「時は過ぎゆくものね」とは、なかなか現代の口語では言いません。
現代的なサウンドに敢えて文学的な詞表現を乗せています。
それにより、二行目のサクラの花便りという着地との温度感を合わせています。
また、「もうすぐこの部屋にも サクラの花便り」
このようなワンフレーズはひらめきで紡いでいます。
当時から楽曲制作で大切にしてきたのは、楽曲の温度感です。
その楽曲の温度感に合う言葉選びということが、無限の言葉から言葉を選んでいく作詞のヒントになります。
そうすると楽曲に統一感が生まれ、一曲としての存在感のある、強い楽曲になります。(力強さという意味ではなく芯の通ったブレない強さ)
デビュー後のリメイクではカットされた
「ずっと待たせてごめんね 迎えに来たよ
ぼくの手を握りしめて サクラの降る丘へ」
というフレイズは、この初期のバージョンにだけ入っています。
この楽曲はラブソングとなっていますが、実はこの楽曲が浮かんだ背景、描いている世界観には、またちがった体験が生きています。
その角度から詞を味わうと、まったくちがった側面が見えてくると思います。
その側面は、来週の「癒しの森 八王子時間」で触れる予定です。
「サクラ舞フ」 作詞・作曲/冨永裕輔
時は過ぎ行くものねと きみがつぶやく
もうすぐこの部屋にも サクラの花便り
あの日見た少女の微笑が ここにあるのに
なぜだろう こんなに心が苦しいのは
サクラ舞フステージに きみを連れ出し
もう一度花びら開け きみの胸に
ずっと待たせてごめんね 迎えに来たよ
ぼくの手を握りしめて サクラの降る丘へ
そっとベッドを抜け出し 約束の場所へ
心の扉開けば 歩き出せるさ
夢に見た青い空の下 ぼくに微笑んだ
きみの笑顔に もう涙は見せないと誓った
サクラ舞フステージに きみを連れ出し
もう一度花びら開け ぼくの胸に
舞い上がる花びらが 時をつなぎ
もう一度ふたりめぐり合う この場所で
サクラ舞フステージに きみを連れ出し
もう一度花びら開け きみの胸に
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
明日もあなたに良いことがありますように♪
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