いそげ いそげ
息を切らして坂を登った
はあ はあ
丘の向こうに今日が沈む前に
見晴らすとそこには
精一杯に生きた今日へのご褒美が待っていた
一体どのくらいの人がいまこの瞬間
この空に心を包まれているだろう
いつかどこかで
あの黄金色の空を
見ていた気がする
生まれてくるより
ずっと前にも
だいぶ肌寒く
今年ももうすぐ白い息
夏と冬の間の小さな秋
空はみるみる色を変えて
もう西の向こうは深い紫
どこかで夕餉の香りがする
明日はどんな朝が昇るだろう
明日もまた蒔いた希望を育てていこう
優しさに包まれる夕空に
きっとまた出会えるから
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
明日もあなたに良いことがありますように♪
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