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魂の光

朧げな光を探して
光の射す方へ歩いてきた
時には暗闇に射す か細い光
消え入りそうなその光を求めて
一歩ずつ歩いてきた

辺りにはいつも暗い霧が立ち込め
そこにとどまっていようものなら
たちまち霧に飲み込まれてしまう

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重たい足を持ち上げ
肩に刻み込まれた積荷を抱え
ただただ 光射す方へ

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そうやってここまで
来ることができた

そしてある時 
気が付いた

その光とは 
どこか遠くで私を導いているものではなく
私の魂の中から滲み出るようにして
私が進むべき道を
照らしていたのだ

私は前ばかりを
上ばかりを見ようとして
手探りで道なき道を歩いてきたが
その道を照らしてくれていたのは
他でもない
私の魂の光だった

そしてその魂とは
今生で出会ったものではなく
数百年、数千年の昔から
私が抱き続けてきた
私を抱き続けてきた
私そのものであったのだ

これからの残された日々は
どこか遠くに光を追い求めるのではなく
私の魂が照らす足元の道をしっかりと踏みしめて
歩いて行こう

ふと周りを見渡すと
霧は晴れ
私に微笑みかける多くの笑顔が
こんなにも私を見守ってくれていたことを知った

その笑顔とともに
光照らす道を歩いて行こう
私の魂の光が
照らす道を

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明日もあなたに良いことがありますように♪




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冨永裕輔 Yusuke Tominaga
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