散り行く花の美しき

満開に咲き誇る花よりも

散る前の花びらを

美しいと思うようになったのは

いつからだろうか

そこには

永遠というものがない儚さと

やがて訪れることを免れることはできない

その運命を受け止めて

受け入れて

最後に花は花として

あるがままの

唯一無二の美しさを

この世界に残し

刻んでいるからだろうか

ぼくはその花びらが永遠であるように抱きしめ

しかしそれはもうすぐ散り行く運命であると受け入れ

咲いてくれた命への感謝と

花びらをぼくに見せてくれた

生きることの美しさと

人生の素晴らしさと

愛というものを

授け　学ばせ　教えてくれて

その花に

ぼくは永遠の刹那に口付けた

広大で深遠な宇宙の時の中で

まるで一瞬のようなぼくの人生と

それと時同じくして僅かな時間に咲いた花が

めぐり逢えたのだ

そのことだけで

ぼくは運命というものを

約束というものを

思わずにはいられなかった

互いに交わした約束を果たして

互いはここで再会したのだ

だから
また
きっと

遠い未来に
再会できると思うのだ

だって
ぼくはそれを願い

きっと
同じように
きみもそう願っているはずだから

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明日もあなたに良いことがありますように♪