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I Believe 〜未来の君へ〜 from Natural 2011
冨永裕輔
00:00 | 00:00
※試聴版。オリジナル版(05:37)は購入後に視聴可能。
ある楽曲の配信リクエストをいただきました。
リクエストありがとうございます。
リクエストにお応えしてnote限定配信をお届けしたいと思います。
その楽曲とは、『I Believe』です。
そしてこの楽曲は2パターンをリリースしています。
まずは、2011年リリースで既に完売となっている初のセルフプロデュースアルバム「Natural」収録の、『I Believe 〜未来の君へ〜』です。
そもそもこの楽曲の制作は2010年に遡ります。
当時所属していたレコード会社兼事務所での活動が終わりに近づいていたことを感じるなか、東京での音楽活動、そして音楽活動そのものが大きな岐路に立たされていました。
未来を良いほうに変えられる歌が書けるか。
それだけを最後の望みにして、連日、楽曲制作に明け暮れていました。
そんな折、あるお話に触れる機会がありました。
この世界に星空が生まれた時のエピソードです。
太古の昔、夜空には星がなかったそうです。
あるとき、深く悲しい出来事に遭遇したひとが、悲しみのあまりひとり夜空を見上げた瞬間。
その悲しみを慰めるように暗闇だった夜空に満点の星が輝いたそうです。
そしてこのお話は、当時、まるで暗闇のなかにいるような気持ちだった自分の心にも、光を灯してくれました。
「振り返ってみると、いつも人生に本当の光が射したのは暗闇に思えるときだった。
ならば暗闇も贈り物で、これから今の自分に必要な本当の光が射すはずだ。
だからきっと乗り越えられる。」
光を求めてその感動を制作に注ぎました。
個人を見ても、人間全体を見ても、不安だからこそ強がったりして、結局は相手を傷つけたり、傷つけあったりしてきたように思います。
国同士が武装し合うことをやめないのは、結局は攻められる不安から逃れられないからです。その結果、本当は誰も求めてはいない争いが起こり、人間は互いに傷つけあってきました。
自分が「傷つきたくない」と思った瞬間から、相手を傷つけることは逃れられず、結果的には自分も傷つくことになるのです。
自分を信じ、心を開き、心のまなこでまっすぐに相手を見つめた時、一人の人間同士が、そして人類全体が繰り返してきた悲しみは終わりを迎えるのかもしれません。
今をどう生きるかで未来が変わるように、過去の意味も変えられるのです。
すべての出来事を受け入れ、受け止め、そして自分の足でしっかりと今に立った時、悲しみの過去さえも必然であったことを知り、それはすべて愛に満ちた贈り物として未来である今に微笑みかけてくれます。
そして、愛という光を悟り、ついにたどり着いたと思ったその場所は、ゴールではなく本当の始まりなのです。
そこから始まる未来は、今まで想像もできなかったような幸せに満ちているはずです。
今、幸せな気持ちを感じられるならば、過去も未来も幸せなのです。
まずは、今ある幸せを感じることがすべての始まり。
それはつまり、暗闇に射し込める光であるのです。
そして、今に立つ自らの足で、決めた未来へ歩み出す時、もうここには戻らないという潔い覚悟で旅に出なくてはなりません。
傷つくことをおそれず、傷ついても自分の願った人生を歩むという覚悟を持って歩みだした時、願いは必ず叶います。
そこには甘えはなく、凛とした清々しさを宿した瞳に未来を映し出すことができます。
その旅路には孤独な夜もあるでしょうが、太古の昔から共に生き、見護ってくれている星がいつもその道を照らしてることを知っています。
そして…
僕たちがこの人生の永い旅路を終えたとき、
一人ひとりがあの星になるのかもしれません。
未来の誰かの悲しみを優しく照らし慰め励ますあの星に。
そして太古の昔も、僕らは満点の星空のなかのひとつの星だったのかもしれません。
過去も未来も、決してひとりではありません。
はじめから終わりまで、僕らはひとつなのだから。
この楽曲を未来の君へ贈ります。
「I Believe 〜未来の君へ〜」 作詞/作曲:冨永裕輔
I Belive きっと誰もが
終わりのないような闇の中で
初めて本当の光を見るのだろう
それがはじまり
傷つくことをおそれて
傷つけ合っていた日々
この瞳に映せば
君の笑顔を守れていたんだろう
遠いあの日の 君の涙を受け止めよう
何も間違ってなかったんだね
そして今 ここにぼくはいる
I Belive きっと誰もが
終わりのないような闇の中で
初めて本当の光を見るのだろう
それがはじまり
悩み事の一つさえ
抱かずに生きていたら
空を見上げずにいたね
輝く星も知らないまま
今 幸せが その胸に溢れたのなら
何も間違ってなかったんだよ
そしてもう ここに戻らない
I Belive 煌く星が
途方もない時を刻むように
僕ら生きていこう ずっとひとつなんだ
遠い宙から…
I Belive きっと最後に
たどり着けるものがあるとしたら
それは愛だろうと思っていたけれど
それがはじまり
I Belive きっと誰もが
終わりのないような闇の中で
初めて本当の光を見るのだろう
それがはじまり
I Believe...
リクエストありがとうございます。
リクエストにお応えしてnote限定配信をお届けしたいと思います。
その楽曲とは、『I Believe』です。
そしてこの楽曲は2パターンをリリースしています。
まずは、2011年リリースで既に完売となっている初のセルフプロデュースアルバム「Natural」収録の、『I Believe 〜未来の君へ〜』です。
そもそもこの楽曲の制作は2010年に遡ります。
当時所属していたレコード会社兼事務所での活動が終わりに近づいていたことを感じるなか、東京での音楽活動、そして音楽活動そのものが大きな岐路に立たされていました。
未来を良いほうに変えられる歌が書けるか。
それだけを最後の望みにして、連日、楽曲制作に明け暮れていました。
そんな折、あるお話に触れる機会がありました。
この世界に星空が生まれた時のエピソードです。
太古の昔、夜空には星がなかったそうです。
あるとき、深く悲しい出来事に遭遇したひとが、悲しみのあまりひとり夜空を見上げた瞬間。
その悲しみを慰めるように暗闇だった夜空に満点の星が輝いたそうです。
そしてこのお話は、当時、まるで暗闇のなかにいるような気持ちだった自分の心にも、光を灯してくれました。
「振り返ってみると、いつも人生に本当の光が射したのは暗闇に思えるときだった。
ならば暗闇も贈り物で、これから今の自分に必要な本当の光が射すはずだ。
だからきっと乗り越えられる。」
光を求めてその感動を制作に注ぎました。
個人を見ても、人間全体を見ても、不安だからこそ強がったりして、結局は相手を傷つけたり、傷つけあったりしてきたように思います。
国同士が武装し合うことをやめないのは、結局は攻められる不安から逃れられないからです。その結果、本当は誰も求めてはいない争いが起こり、人間は互いに傷つけあってきました。
自分が「傷つきたくない」と思った瞬間から、相手を傷つけることは逃れられず、結果的には自分も傷つくことになるのです。
自分を信じ、心を開き、心のまなこでまっすぐに相手を見つめた時、一人の人間同士が、そして人類全体が繰り返してきた悲しみは終わりを迎えるのかもしれません。
今をどう生きるかで未来が変わるように、過去の意味も変えられるのです。
すべての出来事を受け入れ、受け止め、そして自分の足でしっかりと今に立った時、悲しみの過去さえも必然であったことを知り、それはすべて愛に満ちた贈り物として未来である今に微笑みかけてくれます。
そして、愛という光を悟り、ついにたどり着いたと思ったその場所は、ゴールではなく本当の始まりなのです。
そこから始まる未来は、今まで想像もできなかったような幸せに満ちているはずです。
今、幸せな気持ちを感じられるならば、過去も未来も幸せなのです。
まずは、今ある幸せを感じることがすべての始まり。
それはつまり、暗闇に射し込める光であるのです。
そして、今に立つ自らの足で、決めた未来へ歩み出す時、もうここには戻らないという潔い覚悟で旅に出なくてはなりません。
傷つくことをおそれず、傷ついても自分の願った人生を歩むという覚悟を持って歩みだした時、願いは必ず叶います。
そこには甘えはなく、凛とした清々しさを宿した瞳に未来を映し出すことができます。
その旅路には孤独な夜もあるでしょうが、太古の昔から共に生き、見護ってくれている星がいつもその道を照らしてることを知っています。
そして…
僕たちがこの人生の永い旅路を終えたとき、
一人ひとりがあの星になるのかもしれません。
未来の誰かの悲しみを優しく照らし慰め励ますあの星に。
そして太古の昔も、僕らは満点の星空のなかのひとつの星だったのかもしれません。
過去も未来も、決してひとりではありません。
はじめから終わりまで、僕らはひとつなのだから。
この楽曲を未来の君へ贈ります。
「I Believe 〜未来の君へ〜」 作詞/作曲:冨永裕輔
I Belive きっと誰もが
終わりのないような闇の中で
初めて本当の光を見るのだろう
それがはじまり
傷つくことをおそれて
傷つけ合っていた日々
この瞳に映せば
君の笑顔を守れていたんだろう
遠いあの日の 君の涙を受け止めよう
何も間違ってなかったんだね
そして今 ここにぼくはいる
I Belive きっと誰もが
終わりのないような闇の中で
初めて本当の光を見るのだろう
それがはじまり
悩み事の一つさえ
抱かずに生きていたら
空を見上げずにいたね
輝く星も知らないまま
今 幸せが その胸に溢れたのなら
何も間違ってなかったんだよ
そしてもう ここに戻らない
I Belive 煌く星が
途方もない時を刻むように
僕ら生きていこう ずっとひとつなんだ
遠い宙から…
I Belive きっと最後に
たどり着けるものがあるとしたら
それは愛だろうと思っていたけれど
それがはじまり
I Belive きっと誰もが
終わりのないような闇の中で
初めて本当の光を見るのだろう
それがはじまり
I Believe...
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