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愛のブーケ

冨永裕輔
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※試聴版。オリジナル版(03:30)は購入後に視聴可能。

だいぶ涼しくなり、金木犀も香る秋となりましたね。

さて今夜の火曜noteは、リクエストにお応えしてnote限定初配信をお届けします。
10月3日(土)のCROSS FM「冨永裕輔のなんでもゆーすけ!」で初オンエアしました『愛のブーケ』です。

この楽曲は2017年に制作しましたが、お蔵入りとなり今回初めて聴いていただきました。(放送では2016年と言いましたが正しくは2017年でした。)

人類は長い歴史の中で何度も争いを演じてきました。
原始的な武器からどんどんとテクノロジーを駆使した武器が作られ、今ではもしも使用されてしまえば地球が壊れてしまうような兵器さえも、人類は自ら作ってしまいました。
そのような武器による抑止力がなければ争いが起こってしまうという、未発達な我々人類は嘆かわしくもあります。
多くの人命を失いながら国を豊かにするというのは、そもそも本末転倒な発想だと思います。
人類全体の進歩にはまだまだ時間がかかりそうですし、一人ひとりの小さな種まきを積み重ね、それを広げ、武器が必要のない未来を実現できるように一歩一歩進んでいかなくてはなりません。

もしも世界中の国々がかけている莫大な軍事費が必要なくなれば、人類が共通して抱える貧困や環境などのあらゆる問題を解決するに余りある財源が確保できるはずです。
現実と見比べれば夢みたいな話のようですが、想像できることは実現可能だと思います。
一部の人ではなく、全体にとって良い未来を想像して、それを共有して広めていければ、夢みたいな未来もきっと現実になる可能性があります。
笑い話だと言ってしまえばそこで終わりですが、真剣な眼差しがひとつ、またひとつと増えれば、なにかが変わる、そんなふうに思うのです。
そして、過去何度も間違えてきた人類にとって、これが最後のチャンスだという意識が必要です。

一人の命を救うのも、人類全体を救うのも、そこに必要なものは“愛”だと思います。
“愛”というものには打算はなく、それは人の心を“素直”に開かせてくれるものです。

本当は争いはしたくない。
できることなら仲良くしたい。
ただみんな幸せになりたいだけだった。
その方法を間違えていた。
じゃあやり直そう。
だれも過去を責めることはしない。
お互いに自立しながら、だれもだれかを支配しようとしない。
それぞれがもともと持っている良さを伸ばし、だれかの弱さはだれかの強さが補う。
それは個人でも、地域でも、国でも同じこと。
そして輝き合う個が全体を共に作る。

そのような未来には地球はもっと住みやすく、美しい星になっているでしょう。

ぼくたちに必要なものはいつだって“愛”であり、最後の希望も“愛”。


さて、ここでひとつ、ぼくが体験した不思議な話を初めて書きます。

そのときぼくは、深く傷つき、生きていく目的に悩んでいました。
人生の意味というものに。
しかし、その答えというものは誰に聞いてもわかるものではありません。
一人ひとりに答えがあり、それは自分で見つけていかなくてはならないからです。

ある日、そんなぼくにメッセージが届くのです。
半分起きて、半分眠っているような状態でベッドでまどろんでいた黄昏時。

耳元で、いや、耳の奥の方で、声が聴こえました。

“何を感じて、何をするの”

特別な感情がこもっているわけではなく、印象的なイントネーションはなく淡々と、でもとてもまっすぐに気高く、聡明な女神のような天使のような女性の声でした。

人生に起こる出来事から、何を感じて、そして自分自身が何をして生きていくのか。
目的や理由、答えを知ろうとするより、自分が何を選びどんな行動を表していくか。
それこそが人生であり、その集積が結果的に自分が出した自分だけの人生という答えになる。

ぼくはその声をそんなふうに受け取りました。

ぼくは人生で体験することに対して、歌で表していく。
その結果がぼくの人生という答えになる。

そしてこの歌が生まれました。


「愛のブーケ」      作詞作曲 冨永裕輔 

もしも世界の空から 傷つけるための道具がなくなれば
きっと足りないものなど なくなっていくのさ 悲しみとともに

笑い話と 蕾を捨てる前に 信じてみよう
もう一度だけ これが最後さ

LOVE 愛を叫ぼう ともに歌おう 僕らの愛を
LOVE 愛を贈ろう 抱きしめ合おう 素敵な今を
LOVE LOVE LOVE All we need is always
LOVE LOVE LOVE Only hope is always LOVE

いつか世界の大地に たくさんの花を探そうとするより
ぼくの小さな庭から 咲かせたブーケを持って旅に出よう

悩んだ過去は いつも笑い話になる
何を感じて何をするの? それが人生さ

LOVE 愛を叫ぼう ともに歌おう 心の愛を
LOVE 愛を贈れば また増えていく 素敵な魔法
LOVE 愛を叫ぼう ともに歌おう 僕らの愛を
LOVE 愛を贈ろう 抱きしめ合おう 素敵な今を
LOVE LOVE LOVE All we need is always
LOVE LOVE LOVE Only hope is always LOVE

LOVE

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