夏至の太陽 2024
夏至の太陽を浴びた
朝早くに起きて太陽を迎えに行った
もう太陽は梅雨の雲を切り裂いて
光を街に届けていた
ぼくを待っていたのは太陽のほうだった
すべてのものを白く照らし出すような太陽に抱かれて
ぼくは一年前の今日を思い出していた
一年前の今日、ぼくは茅ヶ崎にいた
茅ヶ崎の海を見ながら
太陽の光を浴びて
友に未来の夢を話していた
ずいぶん久しぶりにアルバムを作りたいと思っている
そしてまた各地で歌いそれを届けにいきたいと
あれからちょうど一年後
ぼくの手の平には
今日誕生した