【東京の新型コロナ対策ニュース】4月9日ー保育所・学童クラブの今後の方針示される
こんにちは、都民ファーストの会 新型コロナウイルス感染症対策 特別広報チームです。本日も私たち都民ファーストの会と、東京都の動きを素早く正確に伝えます。
まずは私たちの最新の新型コロナウィルス対策動画ニュースをご覧ください。
◉東京都の最新の状況
動画でも解説をしていますが、今、東京は、感染爆発の重大局面を越えた、危機的な状況の中にあります。
4月9日(木)18時時点で新規の要請患者は181名、その内、現時点で経路が分かっていない調査中が122名で、少しの油断もできない状況が続いています。
政府の緊急事態宣言の中でも、人と人の接触の機会を極力8割削減することができれば、感染を減少させることができると明しています。
そう、人と人の接触を8割削減させることが大前提なのです。
新型コロナウイルス感染症については、肺炎等の重篤な症例の発症頻度が相当程度高く、国民の生命及び健康に著しく重大な被害を与えるおそれがあり、かつ感染経路が特定できない症例が多数に上り、かつ急速な増加が確認されており、医療提供体制もひっ迫してきているとされました。
・・・(中略)・・・・・
人と人との接触機会を最低7割、極力8割、削減することができれば、2週間後には感染者の増加をピークアウトさせ、減少に転じさせることができます
・新型コロナウイルス感染症対策本部(第27回)(令和2年4月7日)より
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/202004/07corona.html
それにもかかわらず、国は東京都の準備していた施設・事業者への休業要請に否定的だと報道や、「まずは2週間、個人への要請の効果を見極めてから」判断するという報道もされています。
とても2週間待てる状況ではありません。
SNS上では、専門家有志から #2週間待てない というハッシュタグでの投稿があり、東京の医療体制の逼迫状況を鑑みて、このままで2週間はとても耐えられないという投稿がされています。
国はなぜこんなに頑ななのでしょうか?
伊藤悠都議(目黒区)が、東京都と国の対立(?)の詳細についてアゴラに寄稿していますので、ご覧ください。
大変にわかりやすく説明をしています。
●緊急事態宣言で、国と都の対立の現場!(伊藤悠)
大事なのは、国か都か?ではなく、命を守れるかどうか、であり、短期終息を目標にするのか、悠長に構えるのか、が問われています。私たち都民ファーストの会は、都民が払っている犠牲が大きいだけに、できる限り短期で痛みが済むように、少なくとも法に基づく「協力」を、いのち最優先の視点で求めていくべきと考えています。
◉保育所・学童クラブの都の対応方針
多くの方々から「どうなるの?」とご心配の声をいただいていている保育所、学童クラブの対応について、本日、小池知事から、都における保育所及び学童クラブ等の運営に関する考え方が公表されました。
様々なご意見をいただいている所ですが、都では、社会生活を維持する上で必要なサービスに従事している方などを除いて、保育等の提供を縮小して実施することとなりました。
ご不便を多くの方々にかけることになることは承知をしていますが、爆発的感染拡大はいつ起きてもおかしくない状況であり、いのち最優先に感染拡大の防止のために何卒ご協力をお願いいたします。
都は、区市町村に対し、感染の防止のため、仕事を休んで家にいることが可
能な保護者の方には児童の登園等を控えていただくことをお願いし、保育等の提供を縮小して実施することを要請いたします。
また、医療、交通、金融、社会福祉等の社会生活を維持する上で必要なサー
ビスに従事しているなど、仕事を休むことが困難な保護者の方には、確実に保育等を提供すること、その際は、感染症防止に万全の対策をとることなども要請いたします。
さらに、経済団体等に対しては、子育て中の従業員の方が、テレワーク等の
在宅勤務や休暇の取得ができるようお願いしております。
◆「新型コロナウイルス関連の意見・要望」について、皆様の声をお寄せください。
<こちらからご記入ください>
お待ちしております。
(執筆:藤井あきら)