東京《デリバリー・テイクアウト支援》詳細が初公開!NPO法人は協力金をもらえるのか?妊婦支援や学習支援など【3,574億円新型コロナ補正予算の最新ニュース】4月21日都民ファーストの会
こんにちは、都民ファーストの会 新型コロナウイルス感染症対策 特別広報チームです。本日も私たち都民ファーストの会と、東京都の動きを素早く正確に伝えます。
4月21日(火)皆様への様々な支援を届ける補正予算を都議会で審査しました。都民ファーストの会からの提案が多く取り入れられています。
都民ファーストの会 新型コロナウイルス対策動画ニュースで解説しています。ご覧ください。
<令和2年度新型コロナウイルス感染症対策補正予算等審査特別委員会>
4月21日(火)の都議会新型コロナウイルス対策特別委員会で、小池都知事を始めとする東京都へ約90分、都民ファーストの会の荒木ちはる代表が質疑に立ちました。
3,574億円の補正予算には、都民ファーストの会からの提案が多く盛り込まれており、総額8000億円にもなる「東京都緊急対策」第四弾の一部です。
規模だけで見ても、8,000億円は過去最大で、なんとリーマンショック時の4倍の規模の緊急対策になっています。
知事の臨時議会冒頭での発言からその概要を説明します。
「緊急対策」は、3つの柱により構成されています。
第一は、「新型コロナウイルスの感染拡大を阻止する対策」
感染拡大の防止を図るため、都からの休業等の呼びかけに全面的にご協力いただける中小事業者を対象とした協力金制度の創設、検査体制及び患者受入体制の強化、区市町村に対する財政支援など、幅広い側面から対策を講じます。
第二は、「経済活動と都民生活を支えるセーフティネットの強化」
中小企業の資金繰りや事業継続に対します支援の強化、住居を失った方々への一時住居の提供、妊婦の方々の感染防止に取り組む区市町村の支援など、都民の皆様、事業者の皆様の不安を払拭する取組を進めます。
第三は、「社会構造の変革を促し、直面する危機を乗り越える取組」
人と人の接触を抑制しながら社会生活を維持するべく、オンラインによる教育や医療の充実、テレワークの推進などを図ることで、現下の危機を乗り越えるとともに、暮らしの質の向上や産業の高付加価値化にも繋げてまいります。
その中から質疑でやり取りのあった4つの施策を動画では解説をしています。
これまでこのnoteでもいくつか紹介をしてきましたが、質疑を通じて詳細が明らかになったものを改めて紹介します。
◆飲食店のデリバリー支援、都が配達料も8割負担します
●上限100万円、経費の8割を都が助成、助成期間は最長3か月
●テイクアウトや宅配等、新たなサービスを 開始する上で必要な内装工事やPRにかかる経費、容器等の購入費、更には配達代行者 を利用する際に必要な登録料や配達料について、本年4月から実施する取組を対象と して支援
●テイクアウトや宅配等を新たに始める際に、サポートする専門家の派遣や新規事業の導入に必要な経費について 幅広く助成
●飲食事業者の情報を HP などでオープンデータとして公開し、民間の情報サイトを 利用した PR も行う
◆NPO法人も「感染防止拡大協力金」の対象に!
●中小企業と同じ規模と活動の内容のNPO法人が、都の要請に応じた場合に協力金の支給の対象とすることを今後検討
●オンライン手続きの簡素化のため、知事が印鑑無しで対応するハンコレスについても言及
●協力金の詳細は東京都産業労働局のWebサイトに22日(水)オープン
◆妊婦へのタクシーチケットも確定!
●現在46区市町村が取り組む「ママパパ応援事業」を拡充し、従来の育児パッケージに1万円上乗せ、妊婦健診などの際にタクシー移動に使えるチケットや、マスクなど感染防止のために必要な物品棟を妊婦の方に配布し、あわせて、必要な支援や状況把握等を行う区市町村を支援する。
●都はより多くの区市町村に「とうきょうママパパ応援事業」に取り組んでいただくよう働きかけていく。妊娠・出産・子育てへの支援に対しても包括補助で幅広く支援するなど、区市町村と連携した取組を一層推進
●都は妊婦の方が安心して出産を迎えられるよう新型コロナウイルスの感染防止に全力で 取組む
◆オンライン学習のため、パソコン・モバイルルータ―の支援も開始
●家庭に端末や通信環境が不足している場合には、学校にあるパソコンの貸与を依頼、モバイルルーターの貸し出しや、通信費について、区市町村教育委員会への支援を開始している。
●機器の操作や学習支援ソフトの利用等の問い合わせに対応可能な支援員の配置も補助する事により、全ての児童・生徒の学習環境を適切に整えて参ります
◆「新型コロナウイルス関連の意見・要望」について、皆様の声をお寄せください。
都民ファーストの会では引き続き皆様からのご意見・ご要望、ご質問を受け付けておりますので以下のフォームより、ご入力をお願いします。
<こちらからご記入ください>
おまちしています。本日もありがとうございました。
(執筆:藤井あきら)