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都民ファーストの会note始めました。新型コロナ対策の最新ニュース動画も毎日配信。

こんにちは、都民ファーストの会です。

政府の「緊急事態宣言」を明日に控えた緊迫感の中、都民ファーストの会ではnoteを始めることにしました。

これから毎日、新型コロナウイルス感染症に対する東京都の最新の取組や、都民ファーストの会の日々の活動など動画を通じて発信をします。

本日の動画はこちらです。

動画の背景などを説明します。

◆都民ファーストの会、12回目の緊急要望書を提出

本日、東京都医師会が独自に「医療的緊急事態宣言」をし、夕方には安倍首相が東京都などを対象に「緊急事態宣言」の準備をすることを表明しました。

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●都医師会「医療的緊急事態宣言」6週間の外出自粛を呼びかけ(NHK、2020年4月6日 19時10分)

●首相、緊急事態宣言の準備表明 東京など7都府県1カ月(日本経済新聞、2020/4/6 17:47)

感染爆発の重大局面の危機的な状況が続く中、都民ファーストの会東京都議団は、「緊急事態宣言」後の体制を求めるなど12回にわたり都に要望書を提出してきました。

本日の要望書は、小池都知事と福祉保健局を所管する梶原副知事に、特に医療体制の確保のための要望です。

◆緊急要望の内容について

これまで、都は医療体制の拡充を進めてきましたが、4月6日は83名、昨日は143名の新規感染者が確認されており、累積患者数は1,116名、急増する感染者に医療体制の整備が急務です。​
以下は東京都 新型コロナウイルス感染症対策サイトの4月6日時点の1日の陽性患者数のグラフです。

国の緊急事態宣言を目前に控え、また感染の指数関数的増加により医療崩壊を起こしかねないという観点から、以下5点の要望を行いました。

①緊急事態宣言後の都としての対応の方向性の表明
②受診の受け入れ態勢の拡充
③PCR検査等の拡充
④重症患者を受け入れる医療機関への人工肺装置ECMO(エクモ)などの医療機器整備の支援
⑤軽症者を移送するホテルの借上げの強化

12回要望

梶原副知事からは、都民ファーストの会の医療体制強化の要望に対して、以下の話がありました。
都は、ホテルへ軽症者を移す予定だが、自宅から直接ホテルへ行ってもらうわけではないとのこと。
最初は病院で経過を見た上で、症状が軽くなったタイミングで、ホテルへ移す予定だとのことです。

病床は、常に患者が入ったり出たりしている。
単純に病床を開けておけばよいというものではない状況の中で、更なる病床の確保を進めている。

医療機器については、体外式模型人工肺ECMOエクモなど、増強を進める。

軽症者のホテルへの移動は明日(7日)から第一段を始める。
国は軽症者をホテルなどに入れると考えている。
都のオペレーションとしては、感染者にいきなり自宅からホテルに入ってもらうのではなく、最初は一定期間病院に入ってもらう
新型コロナの性質上、容態が急変する可能性があるためだ。
症状は軽減してもウイルスが完全に消えるまで時間がかかるため、退院の際の最後のチェックのハードルが高く時間がかかることが課題になっている。
症状が落ち着いたタイミングでホテルに移ってもらう予定だ。

◆都の動き:補正予算の発表

都民ファーストの会からの要望などを受けて、東京都は232億円の補正予算を発表しました。
こちらは、緊急を要する内容のため、地方自治法第179条第1項の規定に基づく、知事による専決処分が行われます。
補正予算の中身は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続く深刻な状況を踏まえ、医療提供体制の強化及び学校臨時休業等への対応を実施する以下6点の内容になっています。

 ①外来診療体制の強化
 ②民間検査機関等を活用したPCR検査等体制の充実
 ③新型コロナウイルス感染症患者受入体制の拡充
 ④重症患者に対応した医療体制の充実
 ⑤学校臨時休業への対応
 ⑥失業等に伴う住居喪失者への一時住宅等の提供

補正予算

◆「緊急事態宣言」のあと、どうなるの??

皆さんにとって、一番気になるのは、緊急事態宣言が出たあと、「自分の生活がどのように変わるのか」ということになるかと思います。都知事が以前の会見で発言していた「ロックダウン」って、どういうことなのか?それについても解説した動画がありますので、ぜひご覧ください。

明日からもまた、私たちが日々どのような取組をしているのか、東京都がどういう方針を取ろうとしているのか、正確に伝えてまいります。ぜひフォローや拡散をしていただけたら幸いです。

(執筆:藤井あきら)