毎日の積み重ねを大切に。SNSのつづけ方とコミュニティ作り
コミュニティマガジン『SNSバルコニー』のつながりで、昨日はGC編集部さんとコラボの勉強会 #GCnote勉強会 を開催しました。
👇第1回の講師はヤマシタマサトシさん
👇第2回の講師はcotreeのひらやまさん
今回は第3弾だったので、noteに限らずSNS全体の話もしたいなと思い「SNSのつづけ方とコミュニティ作り」のテーマでお話しさせていただきました。
アジェンダはこんなかんじ👇
前半は、各SNSの特徴や、SNS運用の考え方をお話しして、後半はパネルトーク。
今回は、最後まで話しきれなかったパネルトークやいただいた質問の回答を改めてまとめてみました。質問内容は、SNSとコミュニティに関するもので全部で6つ。
ひとつひとつ紐解いてみようと思います!
SNSを継続することで起きた変化
私のSNSで起こった転機は2回あります。
1回目はTwitterでの人との出会いがきっかけで、メディア編集部とのご縁がありました。その時はフォロワー13,000人くらい。
2回目はTwitterの知見をためる目的で始めたnoteがきっかけ。3記事目くらいに書いたこのnoteが、マーケティングの人たちに読んでもらえるようになり、そこから「SNS運用の人」の立ち位置に。
いまでもよく読まれているnoteです。最近はTwitterやnoteでも、好きなこと発信しよう〜というテンションなのでノウハウ系はそんなに書いてないです。
この2年間、私自身の環境の変化もあって、個として仕事につなげるための運用から、ユーザーとのつながりを深める運用にシフトしていきました。
それに伴って #SNSバルコニー も、ゴリゴリにブランディング する…というより、SNSに興味関心ある人たちがゆるく楽しみながら続けるためのコミュニティとして運営方針を変更しています。
SNSでのキャラの作り方、出し方
自分が楽しみながら続けられるコンテンツを軸に決めるか、いろいろ投稿試してみてフォロワーさんの反応がいいものを軸にするのがいいのかなとっています。
SNS運営の目的にもよるけど、フォロワー数をまず増やしたいのであれば、ジャンル特化がやっぱりおすすめです。ジャンル特化のメリットはこの2つがあると思ってます。
1.一目で何のアカウントかが分かりやすい
2.プラットフォーム側がアカウントのカテゴリを判別しやすい→レコメンドに出しやすい
特にインスタはエクスプローラータブのところにカテゴリが書いてあるので、そのカテゴリにうまくハマるようにプロフィールに自分のジャンルをテキストで書いておくのも大切かも…と思っています!(あくまで仮説です。)
ただ、ジャンル特化でも情報がいいだけだと、他に競合が出てきたときに乗り換えられてしまう可能性もあるので、アカウントの人格がわかるような発信も織り交ぜて、キャラのファンを作るのが◎です。
あとは、掛け合わせも大切。私はSNSマーケの中でもTwitter、note、インスタの3つは語れるよ〜って見せ方になるように発信のバランスを心がけています。
Twitter × noteや、Instagram × TikTokなど、どれか2つが強い人は結構多いけど、Twitter × note × Instagramの3つを網羅的に話せる人は意外と少ない。これがあるから、最近は勉強会の講師のオファーも増えてきたのかな〜と思っていたりします。
自分に合うSNSの見つけ方
UIが好きだな〜とか、ユーザーさんの雰囲気があうな〜とか。自分が楽しみながら続けられるポイントがあるなら、なんでもいいと思うんです。更新できなくてストレス感じるとやっぱり続かないので。続けることが一番大事。
でも、テキスト派ならがTwitterやnoteがいいと思う。写真撮ったりビジュアルで魅せるのが上手い人はInstagramがおすすめ。あとは、個人アカウントの目的ありきで決めるのがいいと思います。
あとは、必要以上にバズらない場所を持っておくのも大切。私の場合はそれがインスタのストーリーズと、有料マガジンの記事。そこは肩肘張らずに好きに発信できるから、たま〜に息抜きに使っています。
コミュニティ作りでやってはいけない事
ROM専なメンバーに参加を強要しないこと。軽い気持ちで話題を振っても、その好意が逆にプレッシャーになってしまう場合もあるので。
静かに眺めて学ぶもよし、企画が詰まったときにアイデアのストック先として使うもよし、ガンガンオフ会参加して横のつながり深めるのも◎。
こちらのやり方を押し付けず、参加者のスタイルに委ねることが大切だと1年運営続けてやっと思えるようになってきました。
コミュニティ作りでやった方がいい事
これは規模や、雰囲気にもよると思うのですが、私はこの2つを心がけてます!
1.オフ会
2.透明性のあるコミュニティ運営
SNSバルコニーでは、立ち上げ当初に一度みんなでオフ会をやって、その時に来てくれたメンバーは今でもリアルイベントによく参加してくれています。
やっぱり顔を合わせると、お互いの理解度が深まるし、心理的安全性の高いコミュニティ運営ができると思う。
とはいえ、オフ会を増やしすぎると、今度は海外や東京以外のメンバーが楽しめなくなってしまう。なので私の場合は月1ペースのオフ会がちょうどいいかなと思っています。
あとは、cocorone編集部でもそうですが、基本的にDMや一部のメンバーだけでのやりとりはしない。基本的に全部オープンにしていくスタイルをとっています。
外部の人にもコミュニティの雰囲気が伝わるように、今回のSNSバルコニーへの運営方針変更のnoteも、メンバー間のやりとりを全部載せることに。
コミュニティの雰囲気が伝わったのか、それを読んで入会してくれたメンバーもいました✌️
コミュニティ運営の意外な気づき
自分や編集部が何か提供できる!とは思わず、まず楽しむこと。運営が楽しんでることが伝わると自然と人は集まってくると最近思えるようになりました。
SNSバルコニーは、メンバーがnoteで紹介してくれてそこから新メンバーが入ってくることが多いので、みんなに「楽しい!」と思ってもらうためにもまずは自分が楽しむ!
あと、SNSと同じですぐに結果が出ると思わないこと。地道に続けることが大切。
コミュニティ作りは、ちくま新書の「完全教祖マニュアル」を設計の参考にしています。ヤマシタマサトシさんのこのnoteもおすすめ。
Twitterで8,000人フォローしてるけど、どうやって管理してる?
Twitterのタイムラインの設定は2種類あって、私は1の設定にしてるので、基本的にタイムラインには日頃から会話したりする人が出てくるので支障なし🙆♀️
1.エンゲージメントの高い人が優先される
2.時系列
あとは、属してる会社別や、コミュニティや、こちらが開催したイベントや、お手本アカウントなど、50個くらいリストを作ってそこで管理してます。
最近仕様がアップデートされて、よく使うリストはスワイプで切り替えられるようになりました。(iOSのみ)
メディアのために外部の人にSNS経由で声かけする時の心構えは?
SNS経由で何かお仕事を依頼する場合、最近はnoteで仕事依頼の一覧ページなどを書いてる人も多いので、まずは仕事依頼や実績がまとまっているページを探して読んでみるのがいいと思います!
あとは、インスタグラマーさんに声かけするなら、自分もInstagramを運営する、noteの人に声かけするなら自分もnoteも運営する…など、メディアアカウントだけじゃなくて担当者自身がアカウントを持って、ユーザーの気持ちになってみる!ことがおすすめです。
👇前半も含めて勉強会の全体感がわかりやすいツイートはこちら
ちなみに、前半は #ウルサス本 と、マーケティアさんのjigenさんの特集と、コムニコさんのこの記事いいよ〜って話をしました🙆♀️
次回はいいとものテレフォンショッキングスタイルで、あの人をお誘いしてみようと思ってます!☺️
👇ウルサス本
👇各SNSのMAUや特徴まとめ
👇jigenさんのmarketeerさんの特集