「インスタ映え」より「Twitter映え」が無限大と思う話。
先日、Facebookがアルゴリズムを変更し、企業や公式アカウントの投稿よりも、知人友人など友達の投稿を優先すると発表がありました。
参考記事はこちら👉 Facebook株、パブリッシャーの優先度を下げるアルゴリズム変更で5%安
数多くの企業や公式アカウントがFacebookに代わるプラットフォームを探している中で、次に来るのはインスタ、Twitter、LINEの3つが思い浮かぶのではないでしょうか。
「インスタ映え」が流行語に入ったことから、インスタを始めようとしている方も多いかもしれませんが、写真の技術がある人、今っぽいおしゃれな写真を撮れる自信がある人以外には、インスタから始めることはおすすめしません。
そんな中、Twitterは比較的バズりやすいプラットフォームだと思っていて、時系列でタイムラインが動くこともあり一番フラットにアカウントが評価されるのではと思っています。
今回はTwitterの運用の決め方や、コンテンツの考え方、指標となる数字をどのように決めるかを考えていきます。
Twitterの数字の見方やバズを分析した参考記事はこちら👉 バズりたいならまず◯◯しろ!と思う話。
Twitter運用の目的を決める
Twitterを使う目的によって、追うべきKPIも変わって来るかと思います。
PVを高めることならCTR、ファンづくりならエンゲージメント率(フォロワー数)、認知を高めることならまずはインプレッション数を伸ばすことが大事なんじゃないかなと思っています。
私の場合は以下の目的があるため、いま一番見ているのはCTRです。
・noteのPVを増やすこと
・自分のアカウントのファンを増やすこと
・関わるメディアのPVを増やすこと
ですがCTRを高めることって一番難しいなと思っていて。そもそも「その人が紹介する記事なら間違いない!」という信頼性がある程度ないと、リンクへの1クリックを得ることは難しいんじゃないかなと思っています。
なのでエンゲージメント率を高めてアカウントのファンを増やすことが、結果CTRの向上にも繋がると感じています。
ブランディングやマーケティングに関する保井崇志さん(@_tuck4)良記事はこちら👉フリーランスフォトグラファーの教科書
クリックに関するコルクの佐渡島(@sadycork)さんの良記事はこちら👉人生でワンクリックを減らす
Twitterでフォロワーにしたいユーザーのペルソナを決める
Twitter運営の目的に沿って、次はペルソナを決めていきます。
私のnoteのコンテンツは、Twitter運用のコツ、SNS映え写真のコツ、食べ歩き、雑記(買ってよかったものエントリなど)の4つがメインなので以下のペルソナを想定しています。
1,Twitterユーザーでアカウントを育てたい人
2,web業界の人
3,写真好き(SNSで映えるもの)
4,食べ歩きが好きな人
5,料理、インテリア、コスメなどが好きな人
Twitterは趣味アカを運用しているユーザーも多いので、ここは項目が少なくてペルソナがはっきりしている方がエンゲージメントを獲得しやすい傾向にあります。
ペルソナが「共感できる」コンテンツをツイートする
ペルソナが決まったら、そのペルソナが「共感」できるようなコンテンツを考えます。
私の場合、1,2,4のユーザーは男女問わず考えています。その中でも「共感」してもらえる年齢層にツイートを届けたいので、25〜35歳くらいのユーザーをメインに想定しています。
3は「SNS映え」を主に意識している人なのでインスタをよく使う25〜30前後の女子をターゲットに含んでいます。5も基本的には同年代か少し年上くらいの女性が一番共感してくれるところだと思っています。
なので全体的にマス6割、女性らしさ4割くらいの内容のバランスを意識しています。
まとめ
「インスタ映え」より「Twitter映え」と声を大にして言いたいのですが、実際にどちらも使ってみないとユーザー層や傾向などは掴めないので、Twitterもインスタも使ってみて、アカウントの性質に合う方をメインにしたらいいと思います。
Twitterは「共感」、インスタは「憧れ」でユーザーの心が動くんじゃないかなと思っていて、私が思うそれぞれの「映え」の違いはこちら。
▲肉、ラーメン、デカ盛り、インパクト重視のシズル感ある食べ物はTwitter映え。これらはインスタではあまり映えない(ただしムービージェニックの要素があればインスタストーリーズで映えそう)
▲花、俯瞰、おしゃれな壁、おしゃれな背景、いちご、ビタミンカラーなどはインスタ映え。「かわいい自分」や「丁寧な暮らし」や、「リア充っぽさ」を演出できるようなコンテンツは映える。(Twitterはフォロワーの属性によっては映える)
今回のFacebookの発表を受けて、ひとつのプラットフォームに依存することの危険性をちょっぴり感じました。
「インスタ映え」疲れした人たちが「ストーリージェニック」に向かうというトレンド予想もありましたが、インスタがローンチされたのは2010年でここまでマスに浸透するまで時間がかかっていることから、しばらく「映え」の傾向も並行して続くんじゃないかなと思っています。
参考記事👉「インスタ映え」の次は「ストーリージェニック」:2018急上昇ワード
写真の「映え」だけじゃなくあらゆる角度でバズの可能性が幅広いTwitterはもちろんこれからも研究していきますが、インスタ、LINE、noteなどもっといろんなSNSに日々ふれて傾向値を体で覚えて行かなきゃなと思う最近。
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