ジンメン
どうも富木です。
消すのももったいないのでブレッブレのカナダの写真使いました。
ここ1か月ぐらいサンデーうぇぶりという漫画アプリで漫画を読んでいるのですが、こんな漫画に出会いました。
全巻公開してるなんて太っ腹だなぁ～という気持ちはもちろんですが、実は読もうと思った理由がちゃんとありまして。
私今大学生なんですが、
これ高校生の頃ちょっと読んだような気がするな～
とか思ってたんですが、調べてみるとやはり。2017年からあるみたいです。
その頃もなんかのアプリで毎日30分だけ読めるとかそんなんで読んでた気がします。この作者の人は慈愛に満ちてるんですかね。
しかし当時部活にも入っていて帰ったらすぐ爆睡することも多かったので、毎日30分取るのができなくて読むのをやめたんですよね。
心のどこかでいつか読みたいな～とか思ってたのでそれが叶った形になるんですかね。嬉しいものです。
漫画について
あくまでネタバレは避けてフワッと紹介したいと思います。
巻数は全部で13巻。これ全部公開ってすごいですよね。表紙とかからうかがえるようにすげぇリアルで怖いですよね。口コミなどを調べてみるとやはりトラウマになった等の声が多いようでした。
簡単なあらすじは、久しぶりに地元に帰ってきた主人公と小さい頃よく通っていた動物園。そして主人公は動物の気持ちが分かる・・とまぁこんな感じなんですがここまではパニック系の漫画で結構ベタというか、ありがちですよね。他にも読み進めていくと、ありがちな展開に進んでいきそうな局面になる事が結構あるんです。
しかしこの作品の良い所はそれらを裏切ってくるんですよね。作者はベタが嫌いなんですかね。「あ～これよくあるこんな展開になるな～」とか思ってると、毎回裏切られるんですよね～。
シナリオの風呂敷広げすぎてもう手に負えないほど壮大になってしまう事もありませんでした。
おススメな点
個人的に気に入っている作品のポイントは、
ダークサイドに信念、正義がある
というところですね。これ私大好きなんです。シナリオ自体の発想の面白さなどはもちろんなんですが、これがあるだけで一層物語に深みが出るんですよね。例えば、
別の惑星から悪者が街に突然やってきて、世界征服しようとしている。バコバコ街を破壊してるからそれを主人公が退治する。
王道の流れですが、これが仮に悪者とされる存在の惑星に地球側が移住計画を立てていて、地球側がそのために先に攻撃をしていたとしたらどうでしょう。その悪者にも家族がいて、地球側の攻撃でその家族を失っていたとしたら。果たして悪者とされていた存在は本当に「悪者」と呼べるのでしょうか。
もちろん地球からしたら脅威ではありますから最初は敵対するでしょう。ですがどこかでその事情を地球側の誰かが知った場合、物語の軸が変わっていくでしょう。
このように悪者だとされている存在に信念や正義があり、それの筋が通っている場合は物語に圧倒的な読みごたえが出るんですね。
シナリオだけでなく、画力や伏線の張り方も見事だと思います。
ドラゴンヘッドという映画化もされた漫画があるのですが、それが好きな人にはかなりおススメできるかと思います。
いかがでしたでしょうか。ネタバレしないように熱く紹介するって難しいですね。また一つ勉強になりました。この記事を読んで気になった方は是非読んでみてください。4月21日まで無料みたいです。
それでは