目指すべき未来設計
Web3に理想を抱いた数年前を思い出し、理想を現実にするための本格的な取り組みをスタートしていこうかな。。。と思い、ここに日記代わりに書き記します。
技術革新が目まぐるしい2023年現在
メタバースやブロックチェーン、NFTやAIが目まぐるしく変化・発展していく昨今、その利用方法や活用方法が世俗的なものに偏り始めているように感じます。
Web3やDAO的なワークスタイルや生活スタイルに感銘を受け、本気で目指そうと思った数年前から現在を振り返り、現時点で感じていることは
”インターネットの創設期と同じ感じ”
という感覚を抱く人たちは多いのではないでしょうか。
悪い意味で捉えると
”みんなが次の既得権益層を狙っているだけの競争”
が現在行われているように感じています。
個人が、大企業に挑戦できる素晴らしい機会ではあるものの、結局は商売として活かしていこう・・・という取り組み以上のものを感じないこのごろです。
悪いわけではありませんが、個人的に求めていたものとは程遠い流れとなっているなぁ・・・と感じています。
何に感銘を受けて、Web3に携わったのか
中央集権 : 非中央集権
これまでの中央集権的なスタイルから、非中央集権的に価値を循環させているブロックチェーンの技術特性と、インターネットを活用することで収益化できる環境の加速装置としてメタバースという単語が流行したタイミングで、一つの理想的っぽいビジョンが描かれました。
”好き、得意なことをやっているだけで循環していく社会の構築”
良くも悪くも公平性や平等性を表現しなければならない現代社会の弊害として、得意不得意、好き嫌いにかかわらず『平等な』労働分配が行われている社会構造となっているように思います。
本来必要なのは生み出される価値であるはずなのに、報酬の設計は『時間』という概念に紐ずいて設計されているのが現状です。
価値創造の目的や使用用途、創造する方法がシンプルで明確だった時代には、人の『時間』を確保することによって様々な価値創造の機会を準備することができたし、価値創造に関われることそのものがアイデンティティに好影響を与えられていた社会では成立する構造だったのかなと思います。
しかし、多くの人が統一した活動を要求されていた労働環境や社会構造は、個人のアイデンティティや個性を活かせる構造にはなっていない『システムバグ』のような状況に陥っているように感じます。
好きや得意を活かす方法は存在しているにも関わらず、不得意なことや嫌なことを我慢するのが仕事であり大人であり社会人である・・・
という認識が植え付けられている・・・
『Web3の思想や概念をきっかけに、もっとパーソナライズされた生き方をデザインできるのではないか』
そんな漠然とした感情をきっかけにブロックチェーンやNFT、Web3の学習を始め今に至っていますが、漠然とした感情が確信に変わっているのが、まさに2023年初旬です。
人が人を評価・判断しなくて良い社会へ
技術的な説明は一旦省きますが、これから僕が理想とする社会を構築していく上での大きなキーワードが、まさにタイトルにあります。
金銭的価値に紐付いた人間同士の上下関係や信用測定は、無意識に全員のストレスの大きな源となっているように感じます。
これは決して、金銭的に恵まれていない人たちだけに課せられるストレスではなく、資産を多く所有している人にも、大きなストレスを課す社会構造になっていると感じます。
トレジャリーウォレットが生み出す透明性と流動性
一人の人間の判断では動かせない『財布』のような位置付けで、トレジャリーウォレットを設計することで、人間ではなくシステムが、資産の使い途を決定していく構造は、
『人間が人間を評価・判断しなければならないストレス社会からの脱却』
に大きく寄与すると確信しています。
本来、生み出された価値によって報酬が設計されていく必要があるはずなのに、その価値を生み出した存在に正当な報酬の分配がされていないのが実情だと思います。
・出世のためには実績よりも上司の高評価?
・報酬は生み出された価値に対してではなく、価値を生み出すために使われた(と思われる)時間などのコストで算出されている?
・誰が価値を生み出すことに貢献したのかを測る判断基準が不明確
・誰かが最終的な判断を行う関係上、誰かの感情的かつ主観的な決断で報酬の配分が決定されている
あげればキリがないほど、現在の非効率で不公平と感じてしまう価値の循環活動が見えてきます。
公平や平等、ということ自体が主観的なものでありつつも、この決断に『人間が介在している』という現状自体が、人に対して人が様々な感情を抱く根本原因だと結論つけて、今後理想としているエコシステムの構築に邁進していきたいと考える今日この頃です。
設計は出来上がりました。
設計を実現するために必要なのは、現時点では山積みです。
・当面の予算
・人材
・時間
どれも不足している状況下で、早く行動していきたい今日このごろ・・・
頑張って様々なリソース獲得に活動をスタートさせるにあたり、日記代わりに書き殴りを残します。