業界別web3への取り組み案
web3的技術を既存事業や法人が活用するには
っという視点で、なんとなく日記を書いておこうと思いました。
2023年8月現在、NFT関連は”冬の時代”みたいな感じで言われていますが、その辺のところは一旦忘れます。
技術としてNTFを含むブロックチェーン技術や、それを応用したDAO的なものが活用される社会変革は、そう遠くない将来に少しずつ進んでいくと思っています。
そんな中、現時点では具体的な事業活用がイメージしきれない状況なので、妄想レベルでも考えてみることは重要なのかな・・・
と思ってます。
もちろん、大企業を中心として取り組みは進めれているので今更感はありますが、ちょっと具体的かつ理想的な利用方法など妄想したら、単純に面白いかなと思っております。
※あくまでも、『もし自分が⚪︎⚪︎業の社長だったら』程度の妄想です。
※web3的 の中身はざっくり、【NFT、ブロックチェーン、独自トークン、メタバース関連技術】としておきます。
妄想1 建設業
建設業でブロックチェーンやNFT、web3的なものを活用する場合、
・VR技術による現場管理システムと検査システムを導入
・上記のVR活用遠隔検査システムをNFT活用によって正式な検査となるように設計する
・グリーンサイト登録企業か否かや、職業訓練受講済みか否かの証明にNFTを活用し、入場管理作業を簡略化する
・使用材料のトレーサビリティ問題にNFTを活用
将来的にはAIを存分に活用することで、かなり労力を省けると思ってますが、全てをシステムに委ねることが難しい業界なので、効率化がメインになると思ってます。
パスポート的NFTを活用
特にグリーンサイト登録企業しか参加できない大規模建設などでは、元請けも下請けも、結構な労力を割いて確認作業などを行う必要があったりしますし、職業訓練などの受講証明なども、身分証明書を毎回提出することで入場の是非を行っている状況ですので、それらをパスポート的NFTを活用することで簡素化+確実性向上はできるかな・・・とは思っています。
検査業務にVR(AR) + リアルタイム動画 + ハンコ代わりにNFT
また、検査についても、偉い人が要所要所で現地まで検査をしに行って、現場監督が必要箇所の施工状況説明を行い、ハンコ押す・・・みたいなのも大変そうだなぁと思ってたりします。
元請け企業が外国の会社とかだったら、結構大変だったりしますので、遠隔による映像で検査を行いつつ、メタバース空間にも同様の施設環境を再現するようにすれば、
・現場状況はリアルタイム映像により確認
・技術的状況はメタバース上の数値などで確認
とすることが可能となり、そこに建築基準法などを理解したAIなど活用することで、下手したら今より安全で確実な施工管理が行えそうな気がします。
※建設業は素人なので、あくまでイメージです。
条件を満たしたら新しいNFTが紐づく感じのNFT
あとは、安全性を証明するために、使用材料に関しても細かくチェックする必要があったりしますが、実際納入された材料に、素材まで遡れるようNFTで設定しておけば、材料の受け入れ検査などは上流まで遡って楽になるような気はします。
イメージ的には
・どこで精錬された鉄か
→その精錬者と、その精錬のロットと、精錬方法は?
→その加工鉄を、何月何日に、どの配送会社のどのトラックが運んできたのか
→その鉄をさらに建材に加工した会社と作業工程は?
→実際の建設現場に持っていく際の数量と配送日時は?
→使用された材料が、主にどの部分に使用されたのか
ものすごくざっくり、色々なことを確認しながら、最終的な建設を行わなければならないと思うのですが、毎回、受け入れ検査で書類のチェックとか材料の確認とかを行なってるはずなのです(多分)
これ、スタート段階で証明書をNFT化しておいて、一つのNFTに過去全ての検査合格証明を紐づけてしまえば、わざわざ最終納品された材料に対して、どのロットの鉄が使われてたかの書類チェック不要になりますよね。
まぁ、今もそこまで厳密に行われてない可能性も高いですが、確実性と効率性を考えれば、そんなNFT技術の使い方もアリなのではないか・・・
とか考えました。
妄想も、カッコよく言うと仮説
どんな案でも、ざっくり仮説を立てて検証することで、新たな閃きのきっかけになったりしますので、なんとなくやってみました。
業界の専門家ではないので的外れな内容になってる可能性もありますが、それもまた『的外れであったことを知るきっかけ』という価値に変わってくれるので、良いと思って書いてます。
もし建設業界が、この記事の内容っぽいことを取り組んだりしたら、自分の妄想力がマンザラでもないとニヤニヤできるので、これからの建設業界を、こっそり眺めようと思います。