
免許更新。すぐそこに来ている自動運転の未来
先日、50歳になりました。
歳を重ねるに連れ時間の経過が早いとはよく言ったものですが、本当に早い。とにかく早い。だって、気がついてみたら1つ前のnoteの記事が約5年前、コロナ禍なんてまったく想像がつかなったときですし。しかも内容がスマホで手軽に海外旅行となっていて、ほんとに何が起きるかわかりませんね。
でもまぁ、noteを書いていなかったのは時間の早さとはほとんど関係ないけども苦笑
さて、50歳のタイミングで、18歳で取得した普通自動車免許の8回目の更新を行いました。ずっとゴールドです(なぜなら、免許を取得してから公道で走ったのは、取得直後、大学の近くで友人の車を運転させてもらった1回きりだから。しかも、信号1ブロック分w)。
なので、そもそもで事故る可能性がないというわけ。今回もその状態で、つつがなく優良ドライバー(ゴールド免許)の更新を完了しました。
なぜ普通自動車免許を持つのか
自動車も持たず、最近では一般化したカーシェアも使わない自分がなぜ免許を持つのか。そして、持ち続けるのか。
ちょっと前まではいわゆる身分証明書としての使い勝手が良く、そのためにずっと更新していました(取得した理由もそれがほとんど。積極的に運転をしたいとは、取得当初からほとんど思ったことがないのは内緒)。
この歳になってくると、親や年輩の方はもちろん、同級生の中にはもう、免許返納をしはじめている友人もチラホラと。
そんな状況では免許を持つ必要性があるのでしょうか――
※ここから先は、僕の妄想と希望を混ぜて書いた内容で、未来がどうなっているのかはまったくわかりません。あしからずご承知おきください :-)
来たるべき自動運転社会に向けて
まずはこちらのニュースから。
アメリカのWaymo(Googleの自動運転部門が分社化し、今はAlphabet傘下の自動運転開発企業)が、2025年の今年、日本の配車アプリ企業GOや日本交通と連携し、自動運転技術の共同開発、自動運転技術の実証実験を始めていくとのこと。
そう、ついに、東京都内の公道をはじめ、日本国内のタクシーに自動運転車が導入される兆しが見えてきたのです。
そう言えば、ちょうど昨日(2025年1月13日)に放送されていたテレビ朝日系の『帰れマンデー見っけ隊!!』の番組後半、最後のサンドウィッチマンさんのLAツアー連動コーナーの一コマでお二人が、アメリカ・ロサンゼルスにてWaymoを体験するシーンが流れていて、まさにこれこそが、僕が来てほしい未来でした。
【明日よる7時〜】は#帰れマンデー☀️
— 帰れマンデー見っけ隊!! (@bussand_EX) January 12, 2025
激うまグルメ探しの3時間SP🎊#バスサンドは
22年連続日本一 人気温泉地#草津♨️へ!
2000人が行列!?#札幌⛄️のコスパ最強スーパーを大調査
そして…#マンデー
海外初上陸!#サンドウィッチマン#水森かおり#宮川大輔#ロッチ中岡#大泉洋 pic.twitter.com/hRbBwhXAtc
先ほどのWaymoとGO/日本交通の発表は昨年末で、2025年中弐何かしらとのことなので、近い将来、自動運転、しかも「レベル4」を体験できるサービスが出てくるんじゃないかとワクワクしています。
で、ご存知の方も多いと思いますが、実はここ日本でももう各地で「レベル4」の自動運転の実証実験は行われていて、最近では、2024年末、四国松山県の伊予鉄グループ・伊予鉄バスが、公道での路線バスでの自動運転をスタートしたことが大きなニュースとなっていました。
他にも、その少し前、2024年7月には東京都大田区・羽田イノベーションシティでの民間初となる「レベル4」の自動運転バス運行も注目されていましたね。
レベル4の自動運転とは?
ところで、何度か書いている「レベル4」の自動運転とは何のでしょうか。
現在、日本の自動運転車両については、以下のようなレベル分けで呼称が付いています(国土交通省のサイトから)。

このようにレベル3より高次のものになると、いわゆる自動運転(運転自体をマシン側で行う、自律型の自動運転)となり、さらに何度も出てきた「レベル4」となると、運転席に運転者の同席がなくとも成立するものと言えます。
そうなんです。ついに運転席に人がいない状態での自動運転が、アメリカではもちろん(Waymoなど)、ここ日本でも社会に登場し始めようとしているのです。
社会に気づかないうちに入り込む自動運転
さて、先ほど日本の事例であえて伊予鉄のほうを先に出したのは、公道でのレベル4運転としては日本初、そして、乗降車が普通に利用できる事例だったから(羽田イノベーションシティはその敷地内のみ)。
これって、ようは今の普通の社会の中に、自動運転の自動車が入り込んで、あたりまえのように浸透し始めたということにほかならないからです。もし、このニュースを知らず、伊予鉄バスに乗ろうとしたとき、乗る前はそのバスが自動運転だなんて絶対わからないはず。
まさにこういうのこそが、テクノロジーが社会を変える実装例だなぁと思うとともに、来てほしかった未来がどんどん現在になっている状況を体感できて嬉しいと思う次第。
ちなみに、僕自身は2018年3月に、当時のDeNAと日産が取り組んでいたEasy Rideというサービスでレベル3の自動運転については体験していました。詳しくは下記記事をご覧ください。
あれから7年――
7年前はまだ運転席に人がいた状態での自動運転だったのが、もしかすると今年・2025年中に、運転席に人がいない状態での、自動運転の体験が気軽に・手軽にできるようになるかも、ということで、今回このエントリを書きました。
そして、もともとのテーマであった普通自動車免許の更新。
僕は専門家でもなければ、政策や交通法に関わっている立場でもない、一都民なので、あくまで想像ですが、もし「レベル4」の自動運転が民間、個人利用まで対象が広がったとき、たぶん免許が(何かしらの追加講習があるにしても)そのまま使えるんじゃないかと思い、まだ持ち続けているわけです。
この話は、地元ですでに免許返納した友達との同窓会、忘年会でも最近の話題の1つにしていて、数年前ではあまり信じてもらえなかったんですが、昨年末はけっこう信じてもらえましたw
と、とりとめもないことを書き続けました。
とにかく、テクノロジーの進化が社会を便利にする!っていうのは、テクノロジー好きの自分としてはもうワクワクしかないので、早くその社会が来てほしいなぁと思っています。
まずは羽田イノベーションシティの自動運転、さらに、できたら伊予鉄バスの自動運転バスを体験してみたいですね。
そして、次回の免許更新のときには、その未来が、今になっていることを願って。
※繰り返しになりますが、今回のエントリは、僕の妄想と希望を混ぜて書いた内容で、未来がどうなっているのかはまったくわかりません。あしからずご承知おきください :-)
※さらにだいぶ書き殴ってしまったので誤りや誤解を招く表現がありましたらご指摘いただけると幸いです(_ _)
#日経COMEMO #NIKKEI