見出し画像

コロナ転職「1年目の教科書」

こんにちは!@tomiheyyです。医療業界でPMをしています。

コロナ禍で転職すると、場合によっては2日目からリモートワークでよろしくです!ということも珍しくありません。なんかヤバそうだけど大丈夫か・・?と不安な方も多いのではないでしょうか。転職即リモートワークでもうまく立ち上がるためにオススメの方法を書きます。

私自身、2020年7月に転職しました。その後の9ヶ月間の勤務のうち、出社したのは計4回でした。色々な工夫を試した中でもこれはやっておいて良かったなと思うオススメの方法がいくつかあるのでピックアップしてみます。参考になれば嬉しいです!

このnoteに書くこと
・やってみてうまくいった具体的な方法
・うまくいったことに共通する考え方
このnoteに書かないこと
・一般的に転職した後はこうしよう、と言われている内容

コツ①教えてもらったことは文字にまとめて見てもらう

遠隔で仕事を教えるのは思ったよりも大変で、難しいです。横に座っていれば5分で終わる説明も、遠隔だと10分かかることもあります。相手から教えてもらう時間を短くする工夫は、喜んでもらえる工夫の1つです!

教えてもらった仕事を曖昧にしか記憶していないと、同じ質問を繰り返してしまいます。オフィスで横に座っていれば「あれ、ここどうでしたっけ?」と画面を指差して一瞬で問題解決することができました。ですが遠隔でのやりとりだとそうもいきません。基本的な所作として教えてもらったことはノートに取っているかもしれませんが、リモートではもっと丁寧にやった方がいいと考えています。これまでよりも正確に記録しておくことが重要です。

うまくいった方法の1つは、手順を具体的にまとめて中身を確認してもらう方法です。教えてもらったことは手元のノートにメモするのではなく、共有可能な形でまとめましょう。私の場合はconfluenceにまとめました。ポイントは、なるべく聞いてすぐに、具体的に書くことです。そして「さっきの件まとめてみたので間違ってたらその点修正してもらえると嬉しいです!」と共有して、認識ずれを修正してもらうことも忘れずに。

動画を撮ればいいのでは?というアイデアもあります。何もないよりはあった方がいいです。ただ動画の欠点は結局ほぼ見ないことです。仕事に詰まるときは、ここまではわかるけどこの時どうするんだっけ?というシチュエーションが多いです。「ここだけ知りたい」時に文字でまとまっていたら欲しい情報に10秒でたどり着けますが、動画の中から必要な情報を探すのは思ったよりも大変で、結果的にあまり使い物になりません

また、言語化することのメリットは他にもあります。1つは、言語化して初めて「あれ?よくわからない」に気づくこと。もう1つは、それ自体が網羅性を持ったマニュアルになることです。リモートワークになり、これまで問題なくできていたことがうまくいかなくなるケースも少なくありません。そんな時に社内のノウハウを可視化してもらえることは思いの外、メンバーを助けることにもなります。ちょっと面倒ですが、周りのためと思って文字にしましょう!

コツ②聞くほどでもないことを意識的に発信する

できないことをできないと言うのは、恥ずかしいかもしれません。でもあえて、ちょっとした疑問を自分から発信することをオススメします。オフィスにいたときは自然に、無意識のうちに色々なことを相談していました。思い返してみると、例えば先輩が会議から帰ってきて「どう?順調?」「実はちょっとこの辺が・・」こんな会話に覚えはありませんか?リモートワークになると、同じ機会は自然には降ってきません。ちょっとした疑問の積み重ねは意外に大きな違いになります。塵も積もればです。

slackが使える前提で恐縮ですが、具体的には、slackにtimesを作って普段一緒に仕事をする人を入れてしまう方法をオススメします。上司も含めてメンバーに参加してもらい、わからないことや学んだことをフランクに発信しましょう!(分報やtimelineなど、いろいろ呼び方があるようです・・!)

例えば・・

・このSQL作ってみてとりあえず動いたけど、これでいいんだろうか
・○○のプレスリリース出てたけどどういうことかよくわからない

といった具合に、Twitterを使っている雰囲気で呟くのが良いと思います。気がついたメンバーがフォローしてくれます(もちろんみんな忙しいので、してくれない時もあります!笑 2回に1回でも儲けもんです)

最初は私も、あんまりできない、わからない、と言うのはちょっと恥ずかしいなと思いながら書いていました。ですがやってみるうちに、書いてみてよかったなと思うことが増えていきました。

また、逆に既存メンバーや上司の立場からすると、「どんなことで困っているんだろう?大丈夫かな」と心配してくれています。あなたが活躍してくれるかどうかはチームにとってもすごく重要なことだからです。わからないことをあえて自分から伝えることはチームにとってもあなたにとっても大切です。win-winだと思えば、自分を動かす理由にもなるのではないでしょうか。

実は既存メンバーもリモートワークで困っている

多くの企業では、急に本格的なリモートワークを始めています。1年経ったので日常業務に関してはかなり慣れてきた面もありますが、ほとんどの人がリモートワークで新人に成果を出してもらう経験をあまり積んでいません。たとえばこの道20年、オフィスで新人を受けれてきた先輩も、リモートでの新人受け入れ業務はまだ2年生なのです。

そういった状況を冷静に眺めてみると、意識すべき2つの変化があるのではないでしょうか。1つは、これまでよりも何かを教えるという作業が面倒になっていること。もう1つは、これまでよりも新人を心配しないといけなくなっていることです。

教える作業については、今までよりも3つの観点でコストが増えています。

・聞きたいことを正確に言葉にするコスト
・教える人に正確に言葉にしてもらうコスト
・タイムラグによる分割損(返事が0秒で返ってこない)

心配ごとが増える理由は以下の通りです。

・ついでの声がけができない
・顔色を見れない

こういった変化は人にとってストレスです。ストレスを与えない立ち回りを意識的に工夫することが、自分のためにもメンバーのためにもなると思います。

おわりに:大事なことに時間を使おう!

多くの職場には、大事だしやったほうが良いとみんながなんとなく思っている(けどやれてない)仕事が落ちていると思います。ぜひこれまで書いたような工夫で生産性を上げて、大事な仕事に時間を使いましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?