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Calbee × COEDOのアップサイクルなビール!「フルグラ」で使われなかったオーツ麦を使用

今日のビールは、コエドブルワリーのCalbee × COEDO「飲んでミーノ」(Mellow IPA)」

コエドブルワリーといえば、流通にのらないサツマイモを使ったCOEDO 紅赤-Beniaka-に代表されるように、農業ベースのアップサイクルな取り組みを行っているというイメージがあるんですが、今日のビールもまさにアップサイクルなビール。

ちなみにアップサイクルとは、こんな意味です。

アップサイクル(upcycle)
廃物をそのまま再利用するのではなく、商品としての価値を高めるような加工を行うこと。古布や廃材を用いて、しゃれた小物を作るなど。

デジタル大辞泉

Calbee × COEDO「飲んでミーノ」(Mellow IPA)」は、カルビーの「フルグラ」の製造過程で規格外として使われなかったオーツ麦のアップサイクルとして造られたビールだそうです。

今までまったく知らなかったんですが、カルビーも昔からアップサイクルに取り組んできた企業なんですね。アップサイクルという言葉が使われていない頃から。

「未利用資源の有効活用」というのがカルビーの原点ともいえる考え方で、「かっぱえびせん」は小エビの未利用資源を活用しているそうで。「じゃがりこ」とかも。

で、「フルグラ」の製造過程で規格外として使われなかったオーツ麦を、ビールにしたのがCalbee × COEDO「飲んでミーノ」(Mellow IPA)」。カルビーの「miino(ミーノ)」とのペアリングをコンセプトにしたらしいんですが、一瞬「フルグラとのペアリングじゃないのか」って思ってしまいました。まあ、グラノーラをつまみにビール飲むってことはないので、そりゃそうだなという感じですが。

自分はこういうアップサイクルな取り組みが大好物なので、コエドブルワリーからこのビールが出ると知って、すぐ買いにいきました。川越まで。サイタマ在住だとコエドビールが入手しやすいのがいいところ。

やはり「miino(ミーノ)」を合わせて飲まないとダメだろうということで、コンビニやスーパーをまわったんですが、全然「miino(ミーノ)」が見つからない。限定でローカルなビールであるCalbee × COEDO「飲んでミーノ」(Mellow IPA)」は簡単に入手できたのに、天下のカルビーの「miino(ミーノ)」がなかなか入手できないとは思いませんでした。

結局、2024年8月6日発売にも関わらず、「miino(ミーノ)」を入手した昨日まで約1ヵ月待つことに。

ビールにオーツ麦を使うとちょっともったりというか、ねっとりというかそんな味わいになる印象なんですが、Calbee × COEDO「飲んでミーノ」(Mellow IPA)」は多少そんな印象もありつつも、すっきりまとまった味わいですね。

「miino(ミーノ)」自体が素材の味わいを活かしたお菓子なので、Calbee × COEDO「飲んでミーノ」(Mellow IPA)」のすっきりした味わいが邪魔せずよく合います。IPAなので苦味もちゃんとあって、一口飲んだら口の中がリセットされ、また「miino(ミーノ)」が食べたくなるという好循環。

Calbee × COEDO「飲んでミーノ」(Mellow IPA)」はもう売り切れてしまって購入できませんが、コエドブルワリーの今後の取り組みにも注目したいところですね。

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富江弘幸|ビールライター
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