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「大しごとーく」参加者インタビュー

<はじめに>

こんにちは!
学生キャリアサポーター3年のユウスケです。
2022年7月9日に開催された「大しごとーく」というイベントの参加者にインタビューをしてきたので、その内容を共有しますね。
この記事が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

この記事の作成意図

 この記事では実際に「大しごとーく」に参加された方々にインタビューをしてきたので、他の人の就職活動の進捗状況やこのイベントに参加して得られた新たな気付きなどを知ることができます。また、今回のイベントには参加されなかった方が次回同じようなイベントが開催された時に、参加してみようかなと思えるきっかけになれたら良いなと思っています。

大しごとーくとは?

 富山県・長野県・石川県で学ぶ学生が、それぞれの地域で働く社会人との交流を通して「生き方・働き方」を考えるきっかけづくりの場です。就職活動の会社説明会や面接では聞くことができないような「働くこと」について、社会人に気軽に質問しながら自分自身の未来について考えられるイベントになっています。

エンジンプログラムについて

 富山大学、信州大学、金沢大学の3大学では、文部科学省「大学による地方創生人材教育プログラム『ENGINE』」事業を共同で推し進めています。大しごとーくin富山2022は、このENGINE事業の一環として開催されました。

地域基幹産業を再定義・創新する 人材創出プログラム 「ENGINE」|富山大学 (u-toyama.ac.jp)


<大しごとーくの特色>

特色①企業名が伏せられている

 このイベントでは、それぞれの企業ブースに企業名ではなく、その企業のキャッチフレーズが掲げられています。これによって、学生たちは大手企業や知名度のある企業にとらわれずに、自分が本当に気になった企業との交流会に参加することができます!
 しかし、参加するブースを選ぶのに時間がかかるという問題点もありました。各セッションの間の移動時間が3分しかなかったので、企業のキャッチフレーズを見て次に参加するブースを選ぼうとすると、とても3分以内では決められませんでした。
 このような場合は、人が少ないブースを選んで飛び込んでみたり、早めに会場に着いて資料を受け取り、行きたい会社を事前に選んでおくと、有意義な時間を過ごせそうですね!


特色②質問カードを使って企業の方と交流する

 このイベントでは、アイスブレイクやトークセッションの際に、事前に用意された20枚くらいの質問カードから1つを選び、そのお題に基づいて会話を始めました。アイスブレイクでは「幼少期の将来の夢」や「おすすめの食べ物」など自己紹介に繋がる質問が主に用意されていて、交流会では「その仕事に就いた決め手」や「大学時代に頑張っていたこと」など学生がこれから職業選択をする時の手助けになるような質問がたくさん用意されていました。
 この交流方法の良かった点として、あらかじめ質問が用意されているので会話を始めやすかったです。特にアイスブレイクでは「幼少期の将来の夢」という話題でかなり盛り上がりました。しかし、質問カードがランダムに選ばれたり、特定の人が1枚のカードを選んだりするので、自分が聞きたかったことを聞けなくなってしまうことがありました。また、事前に用意されている質問カードがたくさんあるので、どのカードを選ぼうか迷ってしまったり、それらのカードを見た後だと、自分が本当は何を聞きたかったのか分からなくなってしまうこともありました。
 この場合の対処法として、イベントに参加する前にあらかじめ質問したいことをメモしておくと良さそうですね!自分が聞きたかった質問に近いカートを選んだり、「学生が聞きたいことをなんでも聞ける」カードもあるので、それを活用したりすると自分が聞きたかったことを聞きそびれるという心配はなくなりそうです。


特色③1回目と2回目の交流会の座席が指定されている

 このイベントでは4~5回のトークセッションが用意されていて、その内1回目と2回目のトークセッションの座席は指定されているので、配布資料に記載されたキャッチフレーズを掲げている企業のブースに参加することになります。
 これによって、各ブースの参加人数が3~4人になるので会話がしやすかったです。また、自分が興味のなかった企業の方とお話しすることもあるので、新鮮な刺激を受けたり、視野が広がったりしました。しかし、全く興味がない会社の企業説明を聞いている時間は正直退屈でした。
 こういう時には、自分に合ってないなと感じる点や興味が沸かない点ってどこだろう?と考えてみると、自分がやりたい仕事、やりたくない仕事が明確になりそうですね!


<参加者インタビュー>

 ここからは実際に「大しごとーく」に参加された方々にインタビューした内容をご紹介します!

将来どんな仕事をしたいですか?

[人文学部3年のTさん]
 私は英語が好きなので英語教員になろうかなと考えていますが、まだ完全に決めてはいなくて、民間の企業も視野に入れて探しています。

[経済学部3年のTさん]
 私は安定した仕事や地域の課題解決の仕事に興味があるので、公務員を志望していますが、富山の民間企業も視野にいれています。

[経済学部3年のNさん]
私は安定していて福利厚生がしっかりしている公務員志望ですが、いろんな企業を見て視野を広げてから決めたいです。

[経済学部3年のDさん]
私は地域の人と交流できる仕事がしたいのですが、志望業界はまだ決まっていなくて、公務員と民間でもどっちにしようか迷っています。

現在の就職活動の進捗状況は?

[人文学部3年のTさん]
 2年生の春休みからインターンシップに参加していて、今年の夏休みも3.4社、1Day~2Daysのインターンシップに参加する予定です。

[経済学部3年のTさん]
 私は1年生の春休みからいろんなインターンシップに参加していて、今年の夏は3.4社の1Day〜3Daysのインターンシップに参加する予定です。

[経済学部3年のNさん]
  まだ参加するインターンシップは決まっていないですが、公務員と民間のインターンシップに1つか2つ行きたいと思っています。

[経済学部3年のDさん]
 インターンシップに申し込んでいるんですけど、特には決まっていないです。


今回のイベントに参加して何か新しい気付きはありましたか?

[人文学部3年のTさん]
 自分が興味のない業界にも自分と同じ学部の卒業生がいたので、自分が活躍できる場はもっとあるかもしれないと思えました。

[経済学部3年のTさん]
 富山は理系がメインの製造業が多くて、製造業だと商品のおもしろさが分からないので、インターンシップに参加しにくいなと思いました。

[経済学部3年のNさん]
  実際に社会人と話せて色々な事を知れて良かったです。

[経済学部3年のDさん]
 自分がやりたい仕事をしている民間企業の色々な話が聞けて良かったです。

<インタビューのまとめ>

まだやりたいことが漠然としている

 今回インタビューさせていただいた方々は、やりたいことがなんとなく決まってはいるけれども、もっと視野を広げてから職業を選択したいと考えている方が多かったですね。

就職活動の進捗状況は人それぞれ

 大学1. 2年生の頃からインターンシップに参加している人もいれば、インターンシップにはまだ参加したことがない人もいて進捗状況はバラバラでした。ただ、3年生の夏休みの間にインターンシップに参加する予定があると答えた方は多かったですね。


大しごとーくには参加するのがオススメ

 今回の大しごとーくというイベントに参加して、色々な企業を見れたり、色々な話を聞けたりして視野が広がったと答えた方が多かったです。まだやりたいことが決まっていない、もっと視野を広げたいという思いがある方には、この「大しごとーく」というイベントはかなり役立ちそうですね。
 もうすでにやりたいことが決まっている人であっても、自分が志望する業界の方から生の声を聞けたり、今まであまり意識していなかったけれども、かなり魅力的な企業や業界に出会えたりするかもしれないので、ぜひ次回の「大しごとーく」に参加してみて下さいね!

<次回の開催予定>

次回の大しごとーくは2022年11月6日信州大学で開催されます。
大しごとーくin信州 (shinshu-shigotalk.jp)


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