【2023年度インタビュー】 県の発展や暮らしに深く関わる!富山県庁
こんにちは!
富山大学 学生キャリアサポーターのサクです!
2024年1月26日に、
富山県庁 人事委員会 事務局 杉木 様に
企業インタビューさせていただきました。
今回のインタビュー内容を記事にまとめましたので、
是非最後までご覧ください!
組織概要
県庁様は、文化振興、産業、観光や福祉などの様々な分野の業務を通して、県民の幸せのために国や市町村と連携して仕事を行っています。最近は富山県の成長を促すウェルビーイングを推進していて、県に愛着を持つ人を増やすための魅力を発信し続けています。
インタビュー内容
質問1
県庁様の組織形態について教えてください。
組織形態につきましては、以下の図の通りです。
また、県庁の仕事は大きく、事務職と技術職の2つに分けることが出来ます。
令和6年度に実施する上級試験での募集職種を参考に、事務職には、総合行政、総合行政(デジタル)、警察事務が含まれます。事務職の場合は、2, 3年で部署が変わり、取り扱う内容も変わります。
一方で、技術職は、心理、社会福祉、環境、管理栄養士、工業研究、農業、林業、水産、総合土木、建築、機械、電気が含まれています。技術職の場合、事務職の異動と比べ、大きく仕事が変化することはありません。その分、技術職は、専門性が高い職種であると言えます。
質問2
県庁様の各部局の仕事内容について教えてください。
私の所属している人事委員会事務局では、採用試験の運営や、将来的に県庁の職員を目指している方を対象にしたイベントの運営などを1年通して行っています。
県庁全体の方針として、県民のウェルビーイング向上を目標に掲げており、各部局がそれぞれの専門性を活かして、仕事に取り組んでいます。
質問3
文系と理系で、配属される部署は変わりますか?
事務職である総合行政で採用された場合、文系、理系で業務内容に違いはありません。
人事異動に関して、異動希望調査という制度があります。この異動希望調査で、必ず希望した部署への異動が決まるとは限りませんが、希望を汲んでくれることが多いのではないかと思っています。
質問4
部署により海外勤務があると聞いたのですが、
海外勤務の内容について詳しく教えてください。
例えば、希望すれば、中国やシンガポール、ベトナムなどへ派遣されることがあり、富山とそれぞれの国々の関係を促進するための取り組みを行っています。
海外勤務の期間に関しては、おおよそ1~2年です。
質問5
県庁様では働き方改革を行っていると耳にしたのですが、残業時間はどれほど変わりましたか?
私は入庁1年目であるため、庁内での働き方がどれほど変化したのか詳しくわかりませんが、休暇の取りやすい環境などに現れていると感じます。
残業時間に関しては、今の時期は定時で帰っています。ただし、人事委員会事務局の繁忙期である採用試験の時期は、定時の時間に加えて、2, 3時間残業することもあります。しかし、個人的には、残業時間を意識して仕事をしていたと言うよりは、気がついたら定時の時間を過ぎていたという感覚でした。サービス残業はありませんので、残業してしまった場合は、時間外手当が支払われます。福利厚生の手厚さが働きやすさに繋がっていると感じます。
質問6
残業時間が多く、忙しい部署はありますか?
職場体感セミナーや採用イベントで他の課の職員の方とお話する機会があったのですが、所属や時期によって様々ですね。
定時で帰ることができる所属もありますが、コロナ禍の際の厚生部などは、忙しかったのではないかと思います。
質問7
県庁様の災害時における仕事内容について教えてください。
地震の場合、普段担当している業務内容や地震の大きさによって招集される部署が変わります。人事委員会事務局のような地震等の災害に関係する業務がない部署もあれば、インフラ整備などに関係する土木部など様々です。
実際に土木部は、地震が起こった当日に、事務職員、技術職員関係なく、召集がかかり、技術職員の方々は現地に駆けつけて、被災状況の調査を行いました。
また、被災後もそれぞれの部局で様々な対応を行っています。例えば、人事委員会事務局では、私の上司が1日1人ずつ交代して、家の倒壊状況を証明する罹災証明書の発行事務を行うために、人手が不足している射水市役所に派遣されました。
質問8
入社前後のギャップはありましたか?
入庁前は、公務員という仕事柄、1日中、1人で坦々と仕事をして帰る姿を想像していました。
入庁後初めの5日間は、本庁とは別の建物で新規採用職員のみで新人研修が行われます。最終日に実際の所属に配属されるまで、同期としか関わっていなかったため、その期間は、働いている実感はありませんでした。
配属後は、役職や年齢が様々な方々と関わるようになり、縦の繋がりが多い環境になりました。しかし、気さくに話してくださる方が多く、今も仕事関係の話や、分からないことの相談、雑談などを気軽にしています。このようなコミュニケーションを取りやすい環境であることが一番意外なところでしたね。
質問9
県庁様の仕事は、どのような人に向いていると思いますか?
富山県庁に限らずですが、社会人として周りの方と卒なくコミュニケーションを取れる人だと思っています。
公務員は、外部の方や色々な部署と連絡調整をすることが多く、電話やメールのやり取りにおいてもしっかりとコミュニケーションを取れることが大事だと思います。
質問10
県庁様を志望する大学生は、どのような学生生活を送れば良いでしょうか。
私は実際に働いてみて、大学時代の平日の休みがすごく貴重だったと思っているので、休日、平日問わず、動ける時にいろいろなところへ旅行に行ったり、友人関係を広げたりすると良いと思います。私はアルバイトを1つだけ続けていたのですが、いろいろな種類のアルバイトに挑戦してみるのもいいんじゃないかなと思います。面接試験の際は、そうした経験を県庁での仕事にどう活かしていきたいのかなどを面接官に聞かれると思うので、今のうちにいろいろな経験をして、学生生活を目いっぱい楽しんでください!
記事のまとめ
いかがでしたか?
県庁様の事業内容、働いてる職員さんの現場からの声などから県庁様についてより深く知ることができたのではないかと思います!
また、なかなか聞くことの出来ない災害時の対応や職場内の雰囲気なども聞けて、県庁様の新たな魅力に気づけたのではないでしょうか!
今回の記事では書ききれなかった、公務員試験等、採用についての情報は県庁様が開いている説明会や、ホームページで是非ご確認ください!
皆様の就職活動のお力に少しでもなれれば幸いです。
富山県庁 人事委員会事務局 杉木様、この度はインタビューさせていただきまして、誠にありがとうございました!
出典
とやまリスペクト2024富山県職員採用案内https://www.pref.toyama.jp/sections/0300/assets/file/pamphlet_2024.pdf
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