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酔っ払いの記

ちゃんと自分の世界で生きよう、とふと思った。この2ヶ月くらい。

つきあいの深いひとたちになんでもかんでもLINEしちゃうのとかを意識的にセーブしてみたり。仕事もちょっとがんばって自分から取りに行ったり、人と会う予定を詰め込んでみたり。仕事を中抜けして、単発で平日のフィンランド語会話講座にとびこんでみたり。ママ友からのお誘いをぜんぶは断らずたまには受けてみたり。

そしたらなんていうかカチッとスイッチがはいった。うまく言えないけど、日々が回り出した感じ。

人と話すと楽しいけど疲れるし、可能な限りもくもくと自分のペースで在宅勤務したいんだけど、社内メディア内ではじめたいろいろな社員のひとの「あなたはどんな経緯でいまここに?」を振り返る4000字インタビューだけは、本業でもなくてしかもそれなりの負荷があるにもかかわらず、やりたい!と思えている。

思えば前職もずっとそういうことをしてきたわけで。結局わたしはいろんなひとのキャリアというか人生というか、そういうのを聞くのが大好物なんだなあ。

アーティストの作品はあくまで作品を好きなだけであって、本人のプライベートとは一切きりはなして接する、という人もいるけれど、わたしは作品を好きになったらそれをつくった人がどんな人なのかものすごく知りたくなるほう。ロッキンオンジャパンの一万字インタビューとか、高校生のときすんごい好きで読んでたもんなあ。

週末どっと疲れが出たりもするけれど、いまはこれをやる時期なのかも。家事育児と仕事の両立が立ち行かなくなって、すこし仕事をキャリアをゆるめよう、と思ってした転職だったけど。結局ここに戻ってきたなあ。人と会うと疲れる一方で、1人で閉じこもってたところにがんばって人と会うと元気をもらえる、というのもまた確実にあって。そろそろこれ克服したほうがいいのかも。いまならがんばらずにシフトできる気がしてる。


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