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嫌われ者たちは、どんな"ひと"と仕事がしたいのか?

作家・ブロガー はあちゅうさん、プロブロガー イケハヤさん、幻冬社のカリスマ編集者 箕輪さん、Spotlightの編集長 渡辺さんの自称?嫌われ者の4人が互いに疑問をぶつけあって本音で答えあう、『嫌われ者たちのリレー式コンテンツ会議』。ぼくはこのコンテンツのファンです。

なぜか…

それは、本音 だから。

そして、4人の時間の使い方とか、仕事場とか、コンテンツ論など盛り沢山なんです。

だから、ひとによって、またそのひとの置かれてる状況によって、それぞれ 刺さるポイントが違うんです。

そんな中でも、いまのぼくが一番気になったのは、

Q11:仲間にしたい人の条件!

という、箕輪さんの質問です。じっさいに仕事をすすめていく中で、やっぱりパートナー選びって重要です。

じぶんの周りに どんな ひと がいてほしいかで、そのひとの考えや仕事の仕方が見えてくる。

ぼく自身、会社を経営していく上で、ひとが一番重要で悩んだりもしたので、この質問が今の自分にはいちばん刺さりました。

質問者の箕輪さんの回答は どうかというと、

①無修正なひと 

あんまり仲間にしたくないなぁーって人と付き合ってる時間って超非生産的だし、まあ無駄な時間ですよねぇ。
だから、30才にもなったし、これからは仲間にする人をもっと選ぼうと思っています。
無修正なひと
ぼくの場合、無修正なひとじゃないと嫌なんです。


なるほどなー。適当に周りの空気に合わせて動くひととか、素が見えないひとがぼくは嫌いです。だって、気持ち悪いんですもん。

ぼく自身、事業をはじめたころは、ひとが足りなく、とにかく人を集めなきゃと焦っていました。

だから、手当たり次第採用したことがありました。結果、大量に採用した、口では「おれ、やります!!」みたいに威勢よくいってるけど、上っ面でモザイクかけて本音ぼかした良いカッコしーには、すぐ裏切られました。

まぁ、ぼくの見る目がなかったんですけど。(反省)

そんなこんなで、ぼくはやっぱり、素で、気持ちよく仕事ができるひとがいい! もーーー譲れません!!(誰に譲んねん!)


あと、箕輪さんのもう一つの条件

② ノリが良いひと

ノリが良いひと
あと一つ、
ノリが良いひとですね。
なにか、誘われた時に、
ん?それ大丈夫?ってチェックしてくるタイプのひとは無理です。
なんか分かんないけど、やりますよ!
って人が大好きです。

てなわけで僕はこれからも無修正かつノリが良いひとと仕事をしていきたいです。

ノリが良い人

これも超絶わかる。
以下のようなやりとり、萎えます。

ぼく:「これやりましょー!!」

Aさん: 「えっ、いいけど、許可とってる?ちょい待ち」とか。

いや、わかりますよ!気持ちわかりますけど、こういうひとといるとリズムが崩れます。
だから、ノリ悪いひと、嫌です。

リズミカルに ノリ良く進められるひとがいいです!


はあちゅうさんの回答

A11:仲間にしたい人は仕事が出来る人

① 性格が良くて、時代感覚に優れていて、仕事ができる人が好きです

時間(〆切)守らない、
約束を守らない、
(やるといったことをやらないとか)
メールやラインの返事をしない人とか、
本当に仕事一緒にしたくないんですよね…
ストレスたまるんですもん…。
でも、世の中にこれが出来ない人が多すぎませんか?
昨日も、友達と話していたんですけど
「行く」って言っておいてやっぱり行かない、とか
メールの返事こない人とかざらで。
それをちゃんとするだけで、仕事や縁は増えていくのにね、と。

これ!ほんと、多すぎます。
基本的に他人の時間を奪っておいてへらへらしてるひとが多すぎる。

それ、嫌です。

別に待つ時間は、作業できるからいいというポジティブ野郎意見もあります。
でも、一回心にひっかかりができたら、それがブレーキになり流れが悪くなるのが嫌なんです。

返信をしない とかもそうですね。「見たよ。OK」だけで良いです。むしろ無駄な社交辞令いらないんで。
返事ないと、リズムが崩れて「うぁーーーって」なります。

他者への想像力 が足りないひとは、仕事出来ないひとです。もう満場一致で、そうです!

逆に、ひとのことを考えて行動できるひとは素敵だし、一緒に仕事したいと思います。そういうひとつひとつの行動で信頼残高は貯まるし、そういうひとと仕事したいなーと思います。


イケダハヤトさんの回答

A:求道者と仕事がしたい。

① 自分に嘘がつけない人

自分に嘘がつけない人は最高。
ぼくはもう、これだけですかね。仕事をするなら、「嘘がつけない人」と仕事をしたいです。

この連載を読めばわかりますが、箕輪さんもはあちゅさんも、明らかに自分に嘘がつけないタイプですよね。とても話が早くて素敵です。安心してコミュニケーションが取れます。

「自分に嘘がつけない人」これは考えたことがなかったです。

でも、言われてみればそのとおりだなと。箕輪さんの「無修正」とも通じるのかもしれません。自分に嘘がないひとって自分の中の価値観がしっかりしているし、ものさしの定義がしっかりしていると思うんです。

だから、周りからみたら「空気が読めない」とかいわれちゃうこともあると思うんです。でも、それ全然良くないですか?自分に嘘つくより。ぼくは絶対にそっちの方がいい!

そういうひとたちが周りにいて一緒に仕事をするのは、やはりとても心地よいです。

うちの、いま一緒に働いてくれている38歳の営業マンも、自分に嘘がつけないひとです。言いたいことを言い合えて、とても居心地がいいひとです。

嘘なく意見をぶつけ合えるから、結果的に生まれるものはポジティブになるんです。
だから、結果的に話がポンポン進んで、一緒に仕事していて気持ちいです。コミュニケーションにストレスがないです。

あーーー、自分に嘘がつけないひととのコミュニケーションは小気味良い。


あと、イケハヤさん、もうひとつ条件をお持ちです。↓

②「このプロジェクトは大当たりしないだろう」と思っている人。

むしろ、
世の中そんなに甘くないから、ぼくたちのプロジェクトも大当たりしない可能性の方が大きいだろう。もちろん本気でやるのは前提だけど、本気でやれば当たるわけじゃない。今回のプロジェクトが成功しなかったとしても、自分たちが楽しめたり、少しでも学ぶことがあったりすれば、それでいいんじゃないかな。そんでまた、タイミングと気分があえば、何かやろうじゃないか。今回のはあくまで「お試し」くらいの感じでやるのが、お互いにとってやりやすいと思うよ。
……という感じのノリが好きです。イケハヤ事務所のメンバーには、こういう価値観で仕事をしてほしいと思っています。
基本的に「一球入魂」系の人たちって、世の中を甘く見てるんですよ。入魂すればうまくいくわけじゃないし、変に力んでるから次の動作が遅い。サクサクとプロジェクトを立ち上げて、その都度、当たり前に全力を出していけば、ちゃんと成果は出るんです。

うう、めっちゃ実務家目線きた!
時速150kmストレートをバシバシ受けてたら、急にサイン無視してエグいシンカー投げられた感じです。

基本的に「一球入魂」系の人たちって、世の中を甘く見てるんですよ。入魂すればうまくいくわけじゃないし、変に力んでるから次の動作が遅い。サクサクとプロジェクトを立ち上げて、その都度、当たり前に全力を出していけば、ちゃんと成果は出るんです。

これはこれは!ぼく「一球入魂」系です。世の中を甘く見まくってます!!笑

ぼくは、実現したいビジョンを描き(半分以上 妄想入ってる)、それを達成するための仮説を頭がちぎれるほど考えるて、実行していくことが仕事です。だから、どうしても 一球入魂、ノリと勢いで突っ走る方です。

なので 一方で、仲間にしたいひとは、粛々と冷静に実行できるひとだったりします。まじで頼りになる。


そして、イケハヤさんの最後の条件。

③ 求道者的な人。

はあちゅうさんも箕輪さんもそうですが、自分の道をひたすら追究する、みたいなところが強いじゃないですか。そういう人は一緒に仕事をしていて楽しいですね。
なんというか、お金を稼ぐとか、仕事で成果を出すとか、そういうのはレベルが低い話なんですよね。
もっと面白いのは「自分の道を究める」ことであって、そこをひたすら追い求めている人は、一緒にいて刺激的です。

これは100%同意です。

自分に嘘がつけないにも通じるかもしれませんが、自分の道を追求するひとには、ぼくは強く惹かれます。まず話していてめちゃくちゃおもしろいです。だって、そこを極めていく過程で、「なぜその道?」「なぜ追求できるの?」などなどの疑問に対して、想定外の答えがバシバシ返ってくるから刺激になるんです。

仲間として考えたときも、ひとつに突き抜けているひとのほうがおもしろいし、そういうひとと働きたいです!


宮本武蔵(みやもと たけぞう)の回答

こうやってみなさんの考えを聞いて、じぶんで考えるなかで、いままで考えていたけど言語化できなかった、じぶんが仲間にしたいひとの定義ができました。それは 一言でいうと、

素直で リズムが良いひと

だと。

じぶんに嘘偽りなく素のままでひとの懐に飛び込める かわいげのある素直な人。かつ、ノリがよくてコミュニケーションがポンポンとリズムよくとれて、やりとりに無理のないひとがいいです。

言い知れぬ読後感

ひとつのクエスチョンに対してみなさんが答えていくのにそって、じぶんの思考をそのまま書いていきました。

4人が、ひとつひとつの質問に対して、自分が悩んできたことから紡ぎ出された本音の言葉を綴られていると、ぼくは、このコンテンツから感じます。

そして、このコンテンツ会議に、あたかも自分も参加しているような気持ちで読み進めていくと、四者四様の意見を聞き、自問自答をする中で、自分の中にあった答えに出会えます。

それが、このリレー式コンテンツ会議の醍醐味だなーと思うんです。それが他の本とはまた違った違う読後感になっていると思います。

note共同マガジンという形式で行われた、

この『嫌われ者たちのコンテンツ会議』、

電子書籍として、いま発売されています。

また改めて、素晴らしい4人との対話を楽しもうと思います。

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