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子どもにとっての睡眠を考える

パリオリンピック日本人選手の活躍をリアルタイムで追えておりませんが、サッカー男子はリアルタイムで追っていきたいなぁと思っているトミーです。おはようございます。

さて7月も光のように過ぎ去ってしまったと、皆さんも感じているのではないでしょうか。歳を重ねると月日の流れが特に早い気がしてますが1分1秒、時間の流れはみんな同じなんですよね。いやはや。学生時代に昼過ぎまで寝ていた時間を返してほしいくらいです(笑)
まぁそうは言っても叶わない願いなので、子ども達のように毎日、毎日を精一杯に楽しみたいものです。


▼夏を楽しむ子ども達

先日の早朝、園庭掃除をしていると2足の靴と丸めこめられた靴下を築山で発見しました。その靴を片付けしながら「きっと前日の夕方に靴下と靴を履いて園庭に出たけど、夢中になるあまり靴を脱いで裸足になって芝生を駆け回って遊んだのかな」と、、、そんな子ども達の姿を思い浮かべました。
なんか青い海を見て裸足で駆け出したくなるみたいに、、、。実際にはどのようなストーリーが前日にあったかは分かりませんが(完全なる想像の世界)子ども達は今年の夏も「みいろ」という暮らしの中で精一杯に満喫しているなぁと羨ましく感じました。

もう僕が幼少期に過ごした時の夏と同じ気候や気温とは違っているので、外の活動時間と子どもの健康管理に十分に配慮しながら、子ども達にとっての夏の遊びを楽しめる工夫はしてあげたいと思っております。大人も子どもも無理は禁物です。夏は強い陽ざしによる疲労感(紫外線によるダメージ)も出やすいです。ゆっくり休息できる環境も同時に整えていきたいものです。

▼子ども達にとっての睡眠とは

まさに「寝る子は育つ」と言った言葉があるように、子どもの成長にとって睡眠は何よりも大切という事が科学的に分かっています。睡眠には身体や脳の休息、記憶整理する等の役割があると言われています。

ここで日本睡眠学会副理事長で太田睡眠科学センター所長の千葉伸太郎 先生が記された睡眠の役割についてご紹介します。内容は以下の通り

睡眠の役割
● 記憶の整理・定着
● 脳の老廃物を捨てる
● 身体と脳の休息・回復
● 免疫力を上げる
● 成長ホルモンの分泌
さらに子どもの場合、成長ホルモンの分泌により骨や筋肉など身体が成長するという重要な役割がプラスされます。そんな睡眠が足りないと風邪をひきやすくなったり、心や身体、学習の成長が遅れたりという弊害が出てしまいます。
睡眠が足りないと
●風邪をひきやすくなる
●学力が低下する
●運動が苦手になる
●肥満になりやすい
●身体の成長が遅れる
●イライラや不安が大きくなる
などのリスクが高くなる
成長期の子どもに必要な睡眠時間は、3~5歳で約10~13時間、6~9歳で約9~11時間程度が推奨されていますが、個人差があります。睡眠が十分にとれているかどうかは、目覚ましに頼らずに自然に起きられて、寝起きも日中の機嫌もいいことを目安にして下さい」   

日本睡眠学会副理事長で太田睡眠科学センター所長の千葉伸太郎 先生より

▼私たち保育者や大人の役割

子ども達の健康を守るためにも、安心して十分に休息できる環境に努めていきます。これは僕たち保育者や大人の役割です。子どもの健康(命を守る)を守る=子どもを大切に想う。安心する大人が側にいて寄り添い、時に見守られながら安心して眠りにつく。
しかし、今が夢中である子ども達にとって、そんな大人の気持ちに「いやだ!いやだ!寝たくない」と日もあるでしょう。

そんな時は寝る前のルーティーンを作ってみるのも手かもしれません。(例えばよく聞くのが好きな絵本を読んで寝るとか、安心するものを持って眠るとか、いつも決まった子守歌やわらべ歌を口ずさむとか)
これは子どもが好きで大人も毎日続けれそうなものを見つけてみるのがいいと僕は思います。子ども達は毎日の繰り返しを好みます。また見通しがもてる事に安心します。朝、みいろのインターホンを押したら次の日も「押したい」と子どもが言うようにーーー
つまり安心して眠れる環境を整えてあげる事が大人にとって必要だと僕は思っています。そして寝る前スマホは厳禁です。(スマホやテレビから発せられるブルーライトは人を覚醒させてしまいます)

それでもなかなか眠りにつけない時は、生活リズムの見直しが必要かもしれません。また日中の活動時間や量、子どもの内面にも寄り添ってみる必要があるかもしれません。あの手この手で工夫しながらも子どもの事を考える事は子ども大切に想う事です。子ども達はそんな大人の事が大好きでしょう。

月末の園長・主任・リーダー会議でも、子どもの睡眠について話が上がりました。みいろでも、子どもについてあれこれと考えて試行錯誤する日々が続いておりますが、子ども達の今としっかり向きあって子ども達が今年の夏を健康に過ごせるように努めていきます。ご家庭でもお困り事がありましたら、何なりとご相談下さい。引き続きどうぞよろしくお願い致します。


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