何かを背負うということ
こんばんは。随分長い間Noteから遠ざかってしまいました。去年卒業した先輩方から「3年生が1番苦しくてしんどい時期だと思うけど頑張れ」と言われた意味を当初は理解していませんでしたが、3年生が始まって約8ヶ月経った今では心苦しいくらい理解できます。普通に部活動は週6でこなしながら、教員免許取得のため全休など程遠いくらいの学生生活+最大の鬼門である就職活動が襲いかかってきました。ただ全て自分が選んだ選択。妥協はせずに日々過ごして行こうと思います。
さて前置きが長くなってしまいましたが、8ヶ月ぶりに執筆しようと思ったのは、本日も蹴球部生活で思い出に残るであろう瞬間を経験したからです。いや「経験してしまった」の方が正しいですかね。
12/7(土) つくばカップ初戦 vs医学サッカー
0-0(pk 0-1)×
90分を通してなんどもチャンスメイクできたもののなかなか均衡を破ることが出来ず、即サドンデスのPKによって勝敗は委ねられました。自分は後半30分程くらいから臨時とはいえキャプテンマークを巻き90分を戦い終え、PK戦に臨みました。昨日のPK練習でもフィーリングは良かったし、何より小学校6年生の全国大会予選で外して以来、PKを外してこなかったので、自信はありました。迷わず1人目に手を挙げ、いつものルーティンを終え、狙い通りのところに打ちました。
「バチッ」
自分の放ったシュートはキーパーにセービングされ、後攻の相手のPKは成功。
自分のPK失敗により、1回戦敗退となりました。
何よりも申し訳なさでいっぱいでした。決勝まで行けば1つカテゴリが上のチームと直接対決できたかもしれない、そんなステージでのみんなのアピールチャンスを奪ってしまったこと、試合に出られずに終わってしまった仲間がいること、一応チーム内最高学年でありチームを引っ張る存在の自分が終止符を打ってしまったこと、特筆すべきは重圧に負けた ということ。
自分は人よりそういうプレッシャを感じやすく、責任を余計に感じてしまうタイプなのかも知れません。試合後周りには慰められましたが、自分としてはキッカーとしての、いや引っ張っていく者としての覚悟が足りてなかったのかもしれない、なんて考えるばかりでした。
この経験を自分では戒めとしたいと思います。いわば自分が作った借金のようなものです。これから人一倍努力しなければならない、チームを牽引しなければいけない。やるやらないではなく、やらなければいけない。そんな覚悟を持って残りのシーズンを過ごそうと思います。今日という日は一生忘れないと思います。でもそんな日の、何かを犠牲にした日々の積み重ねで人は学び、成長していくんだと考えさせられました。