大学生活での大きな転機

こんばんは、Tomyです。

今回は、私の大学生活の中で大きな転機となった出来事についてお話したいと思います。
「何か行動したいけれど、何をすればいいか分からない!」という悩みを持っている方は是非読んでみてください。

真面目だった学生時代

小さい頃から私は、「負けず嫌い」で「完璧主義」な性格でした。

そのため、中学の合唱コンクールでは得意なピアノ演奏を活かし伴奏者に立候補、本番で完璧な演奏をするために暇さえあればピアノの練習をしていました。定期テストでは常に上位にいられるよう、細かく勉強計画を立ててコツコツ勉強していた記憶があります。でも私は、ピアノが好きな訳でも勉強が好きな訳でもありませんでした。ではなぜ、当時の私はここまで頑張っていたのか…

それは周囲の人に褒められることが嬉しかったからです。

それまでの過程がどんなに辛くて諦めそうになったとしても、努力の結果を評価してもらえたとき、もの凄い達成感を感じて「次も(褒めてもらえるように)頑張ろう」と思うきっかけになっていました。

こんな感じで何事にも(割と)一生懸命取り組む学生だったので、友人にも「Tomyは真面目で凄いね～」と言われることも少なくはありませんでした。

高校までと大学とのギャップ

大学生になった私は当初、大学の成績(GPA)を高く維持できるようにレポートやテストを上手くこなしたり、TOEICの勉強も少しずつ進めていました。これが周囲に褒めてもらえる行動だと思ったからです。

しかし、今までとは違い大学では自分を如何に差別化できているかが評価されていることに気が付きました。実際に、先生や就職活動を終えた先輩方は口々に「大学時代は、自分にしか話せない経験をすることが重要だ」とか「興味のあることには積極的に挑戦するべき」とおっしゃっていました。つまり、勉強ばかり一生懸命やっていても周囲の評価はそれほど高くない…ということです。

高校時代までは褒めてもらえた“真面目キャラ”が、大学では“常に受け身のつまらないヤツ”になってしまったのです。学んだことを将来役立てたい、興味のある分野についてとことん学びたい、自分の中の知識を豊かにしたい、といった理由で勉強することはとても素晴らしいことだと思います。しかし私の場合は、正直に言うと周囲からの評価が欲しいからやるというモチベーションだったので、頑張る方向を間違えていました。このときから、真面目だという言葉が褒め言葉に聞こえなくなってしまいました。時間がある大学生活の中で、「何かやらなくては…!」と思うものの中々見つからず、悶々とした毎日を過ごしていました。

突然訪れたチャンス

授業の延長線上で様々な業界や企業を調べているとき、某企業に出会いました。元々その業界に特別興味があった訳ではなかったのですが、調べれば調べるほどその分野・企業に興味を持ち、上手く言い表せませんが“ワクワク”とした気持ちになったのです。さらに、某企業で以前勤務していたという先生が大学にいることも発覚しました。

こんな偶然はない、これを逃したらきっと後悔する

そう思い、すぐさまその先生にアポを取りお話を聞くことにしました。今振り返ると、これが私の転機でした！当初は某企業で勤務していた頃のお話を聞くだけだったはずが、巡り巡って最終的に某企業でアルバイトとして勤務させてもらえることになったのです。まさかまさかの展開に驚きました。

知識0からのスタートだったので学ぶことは多いですが、この分野の勉強はとても楽しいですし、少しずつ自分の成長を感じることができて面白いです。大学生になって初めて、自分自身で熱中できることを見つけることができました。これは誰かに褒められたいから始めたという不純な理由ではなく、何だかワクワクするという自分の気持ちを信じた結果です。

伝えたいこと

この経験からみなさんにお伝えしたいことをいくつかまとめてみます。

■「何か始めなきゃ」と余計に焦る必要はない
■自分の気持ちを信じて行動を起こす
■人と人のつながりを大切に

何かを始めようとする気持ちはとても良いことです！ですが、何をするかも決まっていないのに何か始めなきゃ…と考え続けても疲れてしまいますよね。そうではなくて、日々生活する中で少しでも興味を持ったことがあれば調べることから始めてみる…という感じでいいのかなと私は思います。

調べてみて「これだ！」と思うことが見つかったら、ぜひ行動に移してみてください。最初の一歩は踏み出すのに勇気が必要ですが、その一歩を踏み出さなければせっかくのチャンスを逃してしまうことになります。一歩踏み出してみて、なんか違うと感じたら「自分には合わなかったわー」と切り替えましょう。

最後に、人と人のつながりを大切にしてください！日常生活には、チャンスがゴロゴロと転がっています。チャンスを掴むには行動することが必要になるのですが、人と人のつながりが多ければ多いほど転がっているチャンスの数も多くなります。どこか別のコミュニティーにも参加してみるなど、人と人のつながりを増やしてみてください。

長くなってしまいましたが、今回はこれで失礼します。