まわりは手品師が多い

「なぁ先生、今、手品使ったやろ?」
通院中、リハビリ病院では頻繁に手品を見せてくれる。私がドリルのようなものをする。答え合わせをするとバツが予想以上につく。リハの先生は消える鉛筆か、時間がたつと自動的に書き換わるインクのペンを持っていた。私が書いた解答用紙がいつのまにか変わっていく。思ったよりもいっぱいのバツをもらう。簡単そうな問題だけど間違える。マジック?手品の種明かしはしてくれない。目の前で不思議なことが起きて面白かった。
 今、会社でも時々、目にも止まらぬハヤワザで手本や業務を見せてくれる。漫画のヒーローのように残像をのこしながら見せてくれる。

 人によって、時間の過ぎるスピードは違うんだなと実体験で感じた。

余談、あまり速くすると階段から月曜日のように転げ落ちる人もいるので気をつけないといけない。なれるとなめるは紙一重。

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