カラオケ 症状固定

 昨夏の休職中、リハ病院に行く前の1時間、カラオケによったことが3、4回ある。マイクのビニールを外さず音だけ流して聞いていた。リハビリのような感じ。その頃に、次女ちゃんとビックエコーでなにわを歌ったこともあった。でも初心しゃだから、ウブだった。
 その年の冬、難波のスナックに行った。お客さんが帰ってママとKの3人になった。ママと言っても同性。「ママじゃなくて、ケンちゃんって呼んで〜」と言う。久しぶりに曲を入れた。自分でもちょっと難しいと思う曲。いけるかなと思うけど歌えない。途中で消して次を入れる。また歌えない。もっとやさしい曲を入れる。出だしはいいけど、途中から音程が合わなくなって声がひっくり返る。これは大丈夫やろというのを入れたけどダメだった。ケンちゃんが「最後まで、ちゃんと歌ってよ〜」と言うけれど、何を入れても何回やっても全滅だった。あきらめた。
 これが産業医が言っていた症状固定か?と思った。産業医は発病して半年で回復は止まると言っていた。となると、とっくには脳の回復は止まっている。当時から、「固定したらそれはそれで良い。」と思っていた。

 おとつい土曜日は11時から散髪。朝は5時に1号2号の散歩に行く。エサではなくフードとガムをあげた。洗濯と掃除をして8時時過ぎに家を出た。 まねきねこは朝歌というのをやっていて、9時〜12時までは30分10円。会社に復帰してからはランキングとか順位には興味もないし見たこともなかった。まねきねこでは採点なんとかというのを入れてみた。1回目80点前半、2回目後半だった。また点数や比較の世界に足を踏み入れた。数点は上がった。症状固定していなかった。

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