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Sicknote Page.23 入院、再び。手術、再び。
病人は移動の自由も許されない
クリニックから連絡が行っていたのか、総合病院での受け入れ体制はほぼ整っているようでした。何回か行ったことがある病院だったので、診察券と紹介状を持って、初診受付へ。
椅子に座って数分待っていると、車椅子を押した看護師さんが現れました。
で、車椅子に乗せられて外科の外来まで移動させられます。
私は結構重量あるので、車椅子で押して貰うとか結構気がひけるのですが、向こうはどうってことなさそうでした。失礼な話ですが、私よりも小さくて細い看護師の女性はどこに私を動かす力を持っているのか。それとも意外と簡単に動かせたりできるものなのかと今になって思えば不思議です。
とにかく何をするのにも車椅子移動かベッド移動なんです。
「いや、俺少しぐらいなら動けるよ」って感じな動作でもやってくれます。
病院側からしたら患者に無理させて悪化させるより、過保護にするぐらいのほうがいいんでしょうね。流石にレントゲン撮るときは立ちましたけど、ズボン上げ終わると後ろに車椅子が待機。
病人はおとなしくしとけってことですね。
まずは状況確認
診療室に入る前にコロナの関係もあって体温を測ります。
おでこで取れなかったのか、「腋下(えきか)」とか言っていたので、腋で測りました。
で、体温は37度とちょっと。ちょっと高い。脂汗もひどくなってきている。ほんとに汗がドロッとしたような感じがするんです。
まずは問診と触診。
紹介状の内容を確認して、画像を確認して、触診でどこが痛むのかを確認。
これはあとで説明されるし、自分でも調べたんですけど、一口に虫垂炎、通称「盲腸」と言っても、軽症から重症まで3種類あるそうです(参考資料)。
・カタル性虫垂炎
・蜂窩織炎性(ほうかしきえんせい)虫垂炎
・壊疽性(えそせい)虫垂炎
お腹の痛い箇所を押して、跳ね返ったときに響くような痛みがあると腹膜炎を起こしている可能性があるとのことです。(多分重症度が高い?)
でもまぁ大体は蜂窩織炎性ということで、結果的に私もこれでした。中等症ですね。
入院、再び。手術、再び。
ほぼ虫垂炎確定。即入院、手術となりました。
朝から何も食べてない、というか食欲がなかったので、一応手術的にはベター。
7月19日の週は平時は3日しかないけど、一応連絡はしなくてはなりません。
家族と職場、整体の予約。
タイミングが無くて、「連絡したいんですけど」って言ったら、ここでしていいですよと、処置室の中で電話してました。
入院期間は4~5日。その週は会社に行けません。いやな有給休暇になってしまいました。
家族は、母親が駆けつけてくれました。大体午後2時ぐらいに連絡して、午後5時ぐらいに手術、午後8時ぐらいに手術が終わったのですが、手術前ぐらいには着いてましたねw
一回家に帰るチャンスぐらいあるだろうと思っていたのですが、そんなチャンスもなく、「お近くにご家族いらっしゃいますか」と聞かれても「姉夫婦が一番近いです」といった感じで、入院セット持ってくればよかったと思いました。
だから母が来てくれるというので、合鍵も渡しているので、この際甘えて、前の入院で使ったものや必要なものを持ってきてもらいました。
着替えの下着とか、割り箸、マスク、洗面具、コップ、常用薬とかですかね。
ちなみに母は私の退院まで私の家にいたみたいなのですが、父曰く、一人生活を満喫してそうだったとのことですw