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メールの文章改行している?

私が社会人になりたての頃、メールの文章は読みやすい位置で改行するのがビジネスマナーだと教えられました。
私はこれを「思いやり改行」と呼んでいます。

今でもそのように教えているサイトや企業は多いのではないでしょうか。
私はプログラマなので、80バイトで改行されているかどうかなどを見られたこともあります。
(プログラムのソースコードの可読性は1行が80文字=80バイトで収まっていることという指標があります)

ある日、どうしても使っているミドルウェアのわからない部分をメールで問い合わせました。日本語の情報が極端に少なかったで、本家(日本語サイトがない)に問い合わせたわけです。

返信を見て驚いたのは、改行が一切されていなかったこと。
一つの段落内での改行は、あってもピリオドで改行するぐらいです。また冒頭の挨拶「~様 お世話になっております。〇〇です。」もない。
文末に名前が書いているだけ。

同時アメリカから来たメールの文章(差し障りのない部分)

そこで思いました。
思いやり改行は日本だけの文化だ、と。

相手がPCで見ているとは限らない

当時はガラケー全盛期でしたが、この思いやり改行で作られたメールはガラケーの画面で見ると破滅的に見づらい。スマホの時代になってからは更に顕著で、画面サイズはそれこそ千差万別。

ウェブでは同じウェブサイトを画面サイズに応じてレイアウトを動的に変更するレスポンシブデザインを入れるのが当たり前になっています。

これはチャットやメッセンジャーでも同じことで、思いやり改行はかえって見づらくなることがあります。

今現在、自分は句点(「。」)で改行するにとどめています。箇条書きや一覧性が必要な場合は中黒(「・」)を使っちゃいますが、機能でそれが使えるならそれを使っています。

最近はメールする相手もそういうのを気にしないパターンも多い気がします。そう教えられているのかな。

機械翻訳を意識するときに、むやみに改行してはいけないというのがあります。

周囲に強制はしないですが、このマインドはシェアしたいかなと思う今日このごろ。

#メール #改行 #思いやり改行 #画面サイズ #プログラム #スマホ #ガラケー #ビジネスマナー

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