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Sicknote Page.21 大学病院というところ(患者目線)

(久しぶりにこういう画像作ったわ。)

初めて行った大学病院

行った日が行った日だったのかもしれませんが、なんというか、大学病院ってこんなところか?って感じでした。外来だったからなのかもしれません。
私が行った大学病院は、患者が待っている診察室前では、医師たちがシフトの話をしていたりしているし、なんていうかよく言えばオープンな感じ、提案できるのであれば、もう少し静かにしてはいかがでしょうか、という感じです。
違う診療科や病棟は違うのかもしれませんが。
ちなみに教授っぽい人たちは見当たりませんでした。まぁ外来ですからね。

でも、通りを挟んだ向こう側が医学部の建物で、そことつながる廊下とかありました。あと医学部生?看護学生?みたいな人たちが集団で移動しているのは見かけました。

大学病院や総合病院の存在意義

私にとっての大学病院の印象は2003年のフジテレビ長編ドラマ「白い巨塔」です。
そこではこんなことが言われています。

「大学病院の使命は、研究、教育、診療の3本柱だからねぇ。」
※ちなみにこのあとに「研究の面でなかなか成果の出ない緩和病棟を立ち上げるのはむずかしよ~」と続きます。鵜飼教授のセリフですね。

だから問診票に「学生の参加に同意」の項目があったんだなと。

また大学病院に限らず大きな病院は高度な医療を提供する場で、病状が落ち着いたら、転院してもうらうと言われます。
私はこれには賛成です。病院の規模、機能、人員などリソースは限られています。ベッドを空けて、地域のお医者さんと連携してくれる方がこちらとしてもありがたい。

入院説明でもそう言われたので、素直に同意しました。

ちなみに学生時代、万博の外周を車や単車で走っていると阪大病院が見えてくるんですが、周囲に高い建物がないせいか余計に「白い巨塔」感があったのを覚えています。

私が入院していた病院も、それほど目立つわけではないですが、やっぱり目には付きますね。
ちなみに京大病院は条例の影響か低い病棟がいくつもあるような印象です。

教授総回診はあるか?

なかったです。
いやある病院もあるみたいですが、私が入院した10日間でみたことはありませんでした。当直医や担当医師が定期的に見に来るのですが、それも1日1回とかです。

ですが教授がいないわけではないみたいです。なんなら2人ほどいるようです。
入院した泌尿器科には教室ホームページなるものがあって、それを見ていると医学部側の教授や講師、病院側の教授や講師、また両方を担当している人がいるみたいなのです。
よくわからん。
私を担当してくれたのは講師の先生2人(主治医と執刀医)と後期研修医(2018年からは「専攻医」というそうです)の先生でした。

あと多分ですが執刀医の先生には顔合わせてないんじゃないだろうか。

病棟看護師はやっぱり違うのか

医師は外来診察した先生が時々見回りに来ます。
看護師はクリニックでみるような人とはちょっと違って見えました。
もちろん患者から見て中堅やベテランさんもいるんだなと思いましたが、若い方が多い印象でした。
病院の裏手に看護学校があったので、その影響?とか思っていたのですが、20代に見える女性看護師や同年代の男性看護師とか、詮索するのは失礼かもしれませんが、お子さんがいらっしゃるんだろうなって方もいました。

基本的に病棟看護師は大きなラップトップ(カードを差し込んで認証するシンクライアントタイプと思われる)を乗せた移動式の台で患者を見て回ります。
おどろいたことはいっぱいありますが、一番驚いたのは体温計かな。
定期的に血圧と体温、ちょっとした問診を取られるんですけど、体温計がすごい。
多分こんなやつだと思うんですけど、1分もしないうちに測れるのはもちろん、術後力が入らない体でもすっと腋に入れても測れてしまうんですから。

血圧計も患者の腕に巻いて、片手でシュコシュコできるデジタルのものを使っているみたいです。

あと看護師さんは基本的に腕時計をしないみたいです。お医者さんはわかんないけど。
衛生的によろしくない、診療の邪魔になるというのもあります。
その代わりナースウォッチという小さな懐中時計をつけています。
可愛らしい時計つけてはるなと思ってたんですが、そういう理由だったんですね。

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