Sicknote Page.12 そうだ、入院しよう(入院・手術準備)
全身検査の結果・・・転移なし
思えば検査から1ヶ月ぐらい経っています。感覚もそろそろ薄れてくる。
だから、検査結果を聞きに行く前日、当日ともに心するように務めました。
この日は入院前検査と診察。
・検体検査(随時尿の検査、輸血検査用の採血)
・安静時心電図検査
・レントゲン単純撮影(胸部、KUB、腰椎)
・麻酔科受診、麻酔についての説明を受ける。
・泌尿器科受診。
KUBとはKidney(腎臓), Ureter(尿管) and Bladder(膀胱)の略だそうです。
参考:放射線検査(画像診断)(北彩都病院)
麻酔科の受診では喫煙歴、飲酒量を聞かれます。たとえビタミン電子タバコであってもだめみたいです。自分の場合はビタミンタバコは受診の2〜3週間前にはやめていたの、許してもらえた?みたいです。
そして1ヶ月前の検査の結果を聞きます。
肺・縦隔CT、全身骨シンチの検査結果は「転移はみられない」。そのため予定通り、入院、手術をするということです。
ただ・・・肺に小さな結節のようなものが見えており、炎症性の可能性はあるが、定期的に検査して見ていくしかないとのこと。
ひとまずこのことを、家族と職場に報告。この日は、検査と報告で一日終わりでした。ちょっと会社に顔出す暇もなかった。
仕事の引き継ぎ
自分の場合、直接顧客と接する機会は少ないのですが、担当がしばらくいなくなるということは、先方に伝えるという判断になったようです。そのため、入院する時期が決まった段階で、先方に説明をしていたみたいです。
私がやっている仕事は主に2つ。案件の運用・保守・追加開発業務、社内システム関連の管理・保守・運用、いわゆる情シス的な仕事。これらは他の人に一旦引き継ぐ感じで、進めました。自分の仕事の棚卸しも兼ねて、タスクをリストアップ、必要があれば、対処方法をドキュメント化、受注前だった追加開発は間接工数で先行実装して、引き継ぎ。相談しながら仕様を決めているのに受注をもらってからの実装では中途半端になってしまう。そのため、いくつか矛盾している箇所はあるものの最大要件での機能実装を行いました。
伝える難しさ
住んでいるマンションの管理会社に入院で家をあけること、家族が合鍵で入ることがあることは伝えました。何か事件が起こったときに困るでしょうから。
職場内にはどのように周知するかは困りました。真っ先に報告した上司、人事にしても「プライベートのことなので、自分の判断でお願いします」みたいな感じだった。ただ、一応役職を持っていて、社内システムを管理している人間。要職とまでは言わないが、そんな人間がいきなり説明もなくいなくなるのはどうなの?と思ったわけです。なので、毎月開催されている幹部会議的なところでは説明し、全体周知しても構わないことは伝えました。
私も若干うつな感じのところがありますが、うつ病やメンタル系、生殖器系の病気の話ならオブラートに包んで伝えてほしいのですが、それほどまでではないと思ったので。
ただ、あまり病気アピールするのもかまってちゃん雰囲気が出てそうなので嫌なので、何度も伝えることや、多くの人に伝えるのは本当に難しいと思いました。
一応、休暇に入る前日に、「健康上の理由で休む」旨のメールを中堅クラス以上のメンバーには連絡しました。普段から休むときもメールで連絡を入れているので。
すごく迷っているけど、連絡しているのには理由があります。自分の先輩がそうだったように、「こういった状況のときはこうするんだぞ」という例をみんな、特に後輩に示して上げたかったのです。残念ながらこの思いが伝わっていないような気がするのですが、ちゃんと然るべきフォローをしておかなければならないよということを身をもって伝える。それぐらいしか自分にはできないだろうと思いました。