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創世記で読む光と闇


聖書のいちばん最初、大好きな創世記より。


『はじめに神は天と地とを創造された。
地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり、神の霊が水のおもてをおおっていた。』
創世1:1


混沌(カオス)…形を成していない【無】かつ、要素が無秩序に入り混じっている【有】。



『神は「光あれ」と言われた。
すると光があった。
神はその光を見て、良しとされた。
神はその光とやみとを分けられた。
神は光を昼と名づけ、やみを夜と名づけられた。』
創世1:3


渾沌(無+有)
→「光あれ」(ビッグバン)
→原子の誕生
→光とやみを分ける(宇宙の晴れ上がり)
→昼と夜ができた



✴︎ビッグバンとは
宇宙は「真空のゆらぎ」から生まれ、インフレーション(急激な膨張)により過冷却状態に。その時真空に蓄えられたエネルギーが急激に開放され、宇宙は熱い火の玉となった。


✴︎宇宙の晴れ上がりとは
ビッグバンから38万年後、宇宙が絶対温度で3,000度まで冷えた時、突然、霧が晴れたように宇宙は透明になる。温度が下がったことで、電子が陽子やヘリウム原子核と結合できるようになり、光を散乱する自由な電子が減って光が真っ直ぐ進めるようになった。



ビッグバンが起こりいろいろな原子が誕生し散った。
光は他の原子(物質)にぶつかり散乱され、まっすぐ進めなかった。


光とやみを分けた=光と物質を分けた
【やみ=物質】



✴︎ 光とは
原子から出てくる電磁波という波のエネルギーが空間そのものを伝わっていく現象。
原子が移動するわけではない。
そして、特に原子や分子による吸収・放出の現象を説明するのに、「光子」という粒子が動いているとする「物」としての性質も持つ不思議な存在。
【原子の中の電子が余分なエネルギーを持っているとき,そのエネルギーを光の形で放出して元の状態に戻る。】



物質(闇)はエネルギー(光)を含んでる。
【闇の中にも光がある状態】ってこと!


闇って真っ暗にみえるけど可視光線がないだけで、実は光子はそこに存在する。
しかもこれ、可視光線(光)と
不可視光線(赤外線・紫外線)(闇)があるのは、光と時間をとらえる仕組みの人間の視覚で見ると、の話。

神(時間が存在しない)からみたら光と闇の区別なし。



陰陽(水と火)
水=重いもの=物質=闇
火=軽いもの=エネルギー=光
と考えられる。


神がどうやって人を造ったか
『土のちりで人を造り、命の息をその鼻に吹きいれられた。』


土=物質=闇
命の息=エネルギー=光


人間は闇(物質)と光(エネルギー)でできてる。
これは物質が安定して存在するために必要な成り立ち。
陰陽。回転をかけることで安定して存在するため。


だからねー
光が善で闇が悪とか、そんなんもないし、闇を否定し取り除く必要もないのですね。

だから恐れはいらないし、さあさあ、魂で感じることを、心でやっていくよー!




#透明ソルト的解釈
✴︎科学の部分はググりました🔍

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