【緊急】羽田行きの便を逃してロンドンに取り残された物語
ポルトガルから日本に帰国しようと思ったら、緊急事態が発生。多分、2度とない帰国エピソードなので、noteに綴ろうかな。
2022年5月の中旬にシーズンが終了しました。私は、その3日後に日本に帰る便を予約しました。
毎晩、騒がしかった13人部屋も気付いたら、私を含めて2人となり、名残惜しかった記憶があります。
「帰国日」
・5:30〜6:00→起床して、朝食と準備。
・6:00〜6:30→最寄りのバス停まで、車移動。
・6:45〜8:45→最寄りのバス停から空港付近のバス停まで、移動。
・8:45〜9:00→空港までタクシーで移動。
・9:30→チェックインを済ませて搭乗ゲートへ。
・11:30→ロンドンに向けて、フライト。✈️
6:30に、最寄りのバス停に到着すると、チームメイトにたまたま遭遇。
そのチームメイトは、サッカーに対して向上心があり、誰に対しても筋の通った意見を言うタイプ。個人的には、仲の良い選手でした。彼の活躍にも期待!
最寄りのバス停(Reguengos de monsaraz)から、空港付近のバス停(Sete Rios)までは、約2時間。そこからタクシーで15分ほど移動。
9:30には、リスボン空港に到着して、余裕を持ってチェックイン。11:30に、ロンドンに向けてフライトしました。
ポルトガル(リスボン国際空港)
↓
イギリス(ロンドン国際空港)
↓
日本(羽田国際空港)
無事に、ロンドン空港に到着。ロンドンで乗り継ぎ手続きをしていた時に、事件は発生しました。
「この72時間前の新型コロナウイルスの陰性証明書では日本に帰れないよ」
「えっ?」
ロンドンでは、新型コロナウイルスの規制が1番厳しかった時期らしく、病院で取得した72時間前の陰性証明書が必要だったみたい。
私の陰性証明書は、薬局で発行した証明書で、信用性が異なるようでした。
リスボンでは通過したのに、ロンドンでは引っかかる。最悪すぎました。笑
羽田行きの便は、残り3時間。どう対処すればよいか、カタコト英語でスタッフに尋ねると、
「空港の外にある病院を予約して、PCR検査を受けてください」と、言われました。
「いや、無理やろ」と、思いながらも、とりあえず行動。
飛行機を乗り換える場合、外に出てはいけないのですが、仕方なし。
私は思わぬ形で、ロンドンに上陸する事になりました。
とりあえず、人に聞きまくって病院に到着。医療スタッフに事情を説明して「PCR検査を受けさせてくれ」と言いました。
すると、「検査結果が出るまで最低でも4時間はかかる」と言われました。
この時、完全に詰みました
PCR検査を予約して、色んな人に道を尋ねて、電車のチケットを購入して、やっとの思いで辿り着いた病院での一言。
トランジットの3時間は、あっという間に経過して、羽田行きの便を逃してしまいました。
とりあえず、今夜をを耐え凌ぐ為、野宿を考えたけど、寒すぎて却下。
仕方なく、空港付近のホテルを予約して、徒歩で移動。キャリーケースも預けている状態なので、完全に積んでました。笑
ホテルまで、Wi-Fiも無い状態で歩いていたので、スクショした地図を辿り、無事に到着。
充電器の型がポルトガルと異なる為、充電できず。モバイルバッテリーの充電も切れて、色々ピンチ過ぎました。
とりあえず、今日は疲れたのでシャワーを浴びて就寝。
次の日、バイキング形式の朝食を、3回食べてエネルギーチャージ完了。シャワーを浴びて、再び空港へ。
空港に向かう途中、スコットランド人のおじちゃんと友達になりました。とても優しかったです。
そして、再びチェックインカウンター行くと、1人の女性スタッフが、私のところに。
「留盛さんですか?昨日の羽田行きの便に逃しましたよね?今日の羽田行きの便を手配しておきましたので、それに乗って日本に行ってください」
「あっ、ありがとうございます」
奇跡が起きた瞬間であった。そして、なんという丁寧な対応。流石に嬉しかった。
こうして、私は無事にロンドンを旅立ち、日本に帰国する事ができた。
私は、凄い体験をしてしまった。それと同時に、「英語をもっと学ばなければならない」と、思った。
長話に付き合ってくれて、ありがとうございました。やっと日本だー!!