【本音】ポルトガル2シーズン目を終えて感じた事とは??
〈2023/5/28〉
ポルトガルでの2シーズン目が幕を閉じた。
「成績は、30試合/3勝/22敗/5引き分け」
「個人成績は、30試合/6得点/6アシスト」
チーム総得点が21得点だったので、私は半分近く得点に絡めたイメージとなる。
チーム総得点と照らし合わせると、悪く映らないが、自分の目標からは大きく見劣りするシーズンであった。
私が所属したチームは、シーズンを通して弱く、私自身、とても頭を悩ませたシーズンだった。
チームレベルも低く、向上心を持ってサッカーに取り組んでいる人は少なかった。
コーチに力があった訳でもないし、選手層も薄っぺらい。
サッカーが上手くないのに、相手への文句は一丁前。あくまで自分は何も悪くないスタンス。
自分の実力を認めずに、謝ることができないのは損だと思った。
こうした不満の積み重ねは、チーム状況の悪化を招く。ネガティブな発言で、何人かの選手は、自信を失っていた。
サッカーが上手くなくても、向上心を持って練習から取り組むことは、意識すれば誰でもできるので、私はこのチームに残念な気持ちを持った。
チームが連敗続きで、自分の目標の光が、失いかけそうな時もあった。
「俺って、成長してるのかな?」
考えれば考えるほど、自分のやってきた事が正しいのか分からなくなっていった。
正直、納得するシーズンを過ごせていなかった。理由は、自分に甘えていた時期もあったから。
改めて、海外サッカーの厳しさを知った。
そんな苦しいシーズンを過ごした中でも、幸せを感じる瞬間は、いくつかあった。
それは去年に比べて、ポルトガル語でコミュニケーションが取れるようになったことである。
〈共通言語を話せるようになると〉
①自分の意見を正確に伝えられるから、生活が安定する。
②相手から良い印象を持たれて、すぐに仲良くなれる。
③チームメイトから、食事・行事・クラブなどのイベントに誘ってもらえる。
④サッカー面で、同じ地区リーグや隣町のリーグのチームから、来季のオファーをもらえる。ポルトガル語が話せるだけで、評価が格段に上がる。
一方で、ポルトガル語が理解できるようになった分、チームメイトと喧嘩が増えたことも事実。
しかし、これは仲良くなるきっかけであり、私はそれすらも、有難いと感じていた。
「単純に、世界が広がった」
「海外サッカー🟰言語」
の重要性を深く知れたシーズンでもあった。
そして、私はポルトガルで素晴らしい「大切な友達」と出会うことができた。
彼とは、サッカーのチームメイトで、オフの日は観光や食事、カフェなど、たくさんのポルトガル文化を私に教えてくれた。
私が、落ち込んでいる時の隣には必ず彼がいた。
シーズンが終了して、ポルトガルを去る時に、悲しい感情に襲われたのは、ポルトガルで素晴らしい友達を持ったからである。
世界を渡り歩くと、こうした出会いに巡り会えるから、海外には価値がある。
文化や価値観の違いから、日々の生活でイライラすることも多かったけど、今はそれにすらも感謝している。
私の成長には、必要不可欠な出来事であったと思うから。
こうした思考を持つと、自然と幸せを噛み締めることができる。
「人生は、長い旅」
来シーズンの行き先は、まだ未定であるが、
来シーズン1つだけ望むなら、本気で上を目指す集団(監督、コーチ、経営陣、チームメイト)の中でサッカーをしたいな。
今シーズンが終了したので、日本へ帰国します。一旦は、お疲れ様でした。
こうした体験談は、これからも定期的に書き綴っていきます。
改めて、2022〜2023シーズンありがとうございました。関わってくれた全ての人々に感謝。
Obrigado pela temporada 2022-2023. Eu tive muitas experiências difíceis no Mirense. Mas, eu consegui crescer nesse período. E eu consegui fazer os melhores amigos. Ou seja, pude me divertir. Eu estou triste por deixar o Mirense, mas um dia vou voltar no Mira. Na próxima temporada, eu absolutamente vou pegar sucesso no futebol.🇵🇹