きのホ。戦隊ポスター(ホ。フェス装飾)作成記録まとめ
2024.2.24から二日間開催されたホ。フェス2024で、今年も装飾がOKだったのでポスターを作って飾った。その作成記録。
2024.2.5 さっぽろ雪まつりライブ撮影
きのホ。のライブは基本的に撮影禁止。でもたまーーーーーに撮影可になる事がある。今回は北海道の雪まつりでの野外ライブで撮影した。
撮影に集中してライブが盛り上がらないのは嫌だし、ミコちゃんからのレスは肉眼で受け止めたい。ライブ観戦7割、撮影3割くらいで撮った。ミコちゃんからの特大レスもしっかり肉眼で受け止めたし、声とペンライトでたくさん応援した。
※きのホ。のライブは一般の人が観覧できるような状況だと撮影禁止を徹底できないから、仕方なく撮影可にしているのだと思われる。でもそれは一般の人にライブの盛り上がりを見てもらうチャンスであり、普段ライブを盛り上げてくれるオタクが撮影に夢中になっちゃうのはメンバーも運営さんも本当に悲しくなっちゃうハズ。その辺りはいい感じによろしくね・・・。
使用機材
機材はEOS R3にRF70-200mm F2.8という高性能装備。このカメラの公式キャッチコピーは「無双」。これくらい機材任せの無双撮影をしないと、ライブで応援しながら実用レベルの写真を撮るのは自分のスキルでは難しい気がする。パワープレイ万歳!
撮影スタイル
自分はポートレイトみたいなライブ写真を撮りたいタイプ。ライブの迫力とか、メンバー同士の絡みとかよりも、メンバー1人を出来るだけ綺麗に撮りたい。
とにかく連写して、盛れてる瞬間の写真をピックアップして綺麗に現像する。そんなスタイル。
撮れた写真
今回はこんな写真が撮れていた(これは全部現像済み)。
ミコちゃんの写真は自分だけのものにしたいから載せないよ(強欲)。
2024.2.6 写真厳選&現像
写真厳選
撮った枚数は4000枚程度。ひたすら連写して、そこから盛れてる写真だけを厳選するからこれくらい撮らないといけない。むしろ今回は枚数少なめ。
撮れ高はそんなに良くないという印象。どうしてもライブ応援に集中しちゃうし、ステージが高くて下から撮る感じになってあんまり盛れない。結局、人に見せられるレベルのものは30枚程度、そのうち自分が気に入った写真は5枚程度。うーーーん、ライブ撮影というのはなんとも大変な趣味だ・・・。
現像
人に見せられるレベルの30枚の写真を現像していった。「現像」というものを簡単に説明すると、カメラが自動で出してくれる写真が左で、これを右の写真のように自分のイメージに合わせて調整していく作業。使用ソフトはLightroom。
(現像方法は完全に自己流だからこれが正しいのかは分からない・・・!)
まずは明るさと色味を整える。肌の色、肌の質感、全体の雰囲気を気にしながらパラメーターを変える。次にレタッチ。女の子の写真は顔に影が無い方が良いので顔の影はできるだけ消す。逆に今回は雪のせいで光が回り込み過ぎて顎下の影が薄いので、顔をシャープに見せるために顎下の影を濃くした。そんな感じで顔が盛れるように細かい修正をしている。最後にトリミング。邪魔な写り込みを削除しつつ、良い構図になるようにトリミングする。
(上の写真は構図が良くなるよう、そこから更にイラレで加工して画像の上と右に空間を足してる。これは現像というより完全な加工。)
2024.2.7 ポスター化のアイデアを閃く
現像した写真を眺めていると、全身が写った写真がどのメンバーにも1枚はある事に気づく。背景は雪で真っ白。統一感がある。ツナギでメンカラが分かりやすくて戦隊モノみたい。
これを5人分並べれば実用レベルの写真としてポフェス装飾にも使えるのでは????と気づいた。速攻でイラレ上で並べてチェック。良いじゃん・・・。
一人一人の写真だけを見ると「ベストショットではないな〜」と思うが、5人分を並べてみると「楽しい」「面白い」「勢いがある」という印象になって、この感じが正にきのホ。そのものじゃんと思える。5人揃うと最強!
この写真でポスターを作ることを決めた。
2024.2.14 試し刷り
ポスターのサイズはどうしようか。A1サイズかA2サイズか。でも元の画像サイズはそんなに大きくない上にトリミングをしているからA1サイズだとガビガビになるかもしれない。
とりあえず画像サイズが一番小さい小清水さんのデータでポスターを刷ってチェックしてみることにした。いつものpixiv factoryで発注。紙質は光沢紙を選択。
その結果、A1サイズでもじーーーーっくり見なければ画像の荒さはそこまで気にならない事が分かった。A1サイズで発注しよう!
(撮影に使ったEOS R3は動体撮影に特化しているから出てくる画像サイズはそんなに大きくない。A1サイズで印刷するなら本当は高画素機のEOS R5がいい。)
2024.2.18 ネームプレート作成
このポスターのターゲットはきのホ。をあまり知らない人。ホールに入ってすぐに目に入る場所に貼って「これが主催の子たちか〜」と思わせたい。そしてネームプレートも一緒に掲示して、「顔」「メンカラ」「呼び方」が一瞬で伝わるようにしたい。ということでネームプレートを作った。これもpixiv factoryで注文。パネルのマット紙を使った。
「呼び方」表記の理由
「フルネーム」ではなく「呼び方」表記なのはその方が情報量が少ないから。来場者はこのポスターの前を2、3秒程度で通り過ぎていくだろう。「これが主催の子たちか〜」→「この子気になる!」→「〇〇色担当の〇〇ちゃんか」という一連の流れを、その2、3秒でやらないといけない。「御守・・・、なんて読むの?」「美里?みさと?みり?」という余計な思考に時間を取られたくない。要点は絞って、情報量を減らして提供した方がこの場合は良い。
自分はこういう情報量のコントロールを考えるのが大好き。
2024.2.22 ホ。フェス前夜 ポスター設置
装飾を抱えて京都へ向かった。去年のホ。フェスを思い出す。
場所取り
KBSホールに到着。今回のホ。フェス前夜祭は特典会を地下で行なっていた。物販にも特典会にも目もくれず、ホールに一直線に向かうのは装飾ガチ勢。
自分のはA1ポスター5枚を横に並べるから3m程のスペースが必要。そして入口すぐ目の前のスペースに設置したい。
周りの装飾ガチ勢の方と相談しつつ、入口のスペースを使わせてもらう事ができた。ネームプレートを先にペタペタ貼っていってスペースを確保。
ポスター貼り
ポスターを5枚横に並べると水平を取るのが難しい。そこで、最初にメジャーを使って両端の高さをマークして糸を張る事にした。だいたい185cmくらいの高さに糸を張って、そこにポスターの上部を合わせる。この糸はほぼ水平になってるハズだからポスターも水平になる。
養生テープを輪っかにしてポスターの四隅に付けて貼り付けた。
ポスター間の距離は色々悩んだ挙句、5cmにすることにした。
ネームプレートもメジャーを使い、距離を測りながらポスターの真上の中央にくるように設置。こういう水平とか中央をしっかり出さないと見栄えに影響する気がする。
上手くいった!
ホールに入った瞬間にこれが目に飛び込んでくるという、実現したかった光景を作れた。情報量も抑えられててスッキリしてていい感じ!
ちなみにこはるちゃんの写真はズバ抜けて評判が良かった。アイドルさんがこんな顔をしてる写真をポスターにしていいのだろうか・・・と一番悩んだ写真だったけど、皆んなこの顔のこはるちゃんが大好きらしい。
指差しポスター
あとはおまけで作った指差しポスターもいい感じのところに貼った。
こはるちゃんの指差しポスターは他の展示物との兼ね合いでだいぶ高い位置になった。高い高い野望を持ってるという事で。
「小花衣こはる」のおしゃれなネームプレートをこはる推しの人がそっと下に付けてくれた。自然発生コラボ・・・いい!
小清水さんの指差しポスターはミリ推しさんの装飾の下に貼らせてもらった。オレンジがマッチしてる。これも一種の装飾コラボ!
この指差しポスターで想定していた使い方があった。ポスターの横で「えっ、自分すか?」みたいな感じで指を差されるというもの。
なんとらねちゃんが速攻で実行してくれた。分かり手!!!
2024.2.23〜24 ホ。フェス当日
ホ。フェス当日はわりとみんなポスターを見てくれてる気がした。他の展示みたいに情報量は多くないので、じーーーーっくり見てくれる感じではないけど、来場者を出迎える装飾としては100点な気がする。大満足!