東北出身者でも雪を舐めてはいけない
珍しく積もるくらい雪が降った。
朝のテレビでは「凍った路面にご注意ください」が何度も報道されていた。
それを見て僕は奥さんに「関東の人は凍った路面を歩き慣れてないから大変だよね〜」なんて話して、自分には関係のないニュースとして捉えていた。
10時15分会社に用事があったので、家を出ることにした。
10:30には支度を終えて、家を後にした。
僕の家から最寄駅まではおよそ10分間。
坂もなければ、ぬかるんだ道もない、平坦な通勤路の中、あれは家を出てから6分くらいが経った頃だった。
幼稚園児たちが集う公園を横切る時に事件は発生した。
凍結した路面に気をつけながらペンギンみたいな歩き方をしていた中、後ろから自転車がきたので道を避けようとペンギン歩きを人間歩きに変えた。
その瞬間。
普段下に向いている脚が地面と並行になり、そのまま凍結した路面に寝る運びとなった。
僕はリュックを背負っていたので、背中は守られていたものの、リュックを支点に腰がへの字に曲がってしまった。
強い衝撃を感じ、その2秒後(多分2秒後)激痛が身体を走って、思わず「ラahうんっ!!」と大きな声を発してしまった。
横を歩く雪だるまの頭から胴体を持つ少年に冷ややかな目を頂きながら、しばらく(約5秒)そのまま立ち止まるというよりは寝止まってしまった。
なぜ底面がツルツルなエアフォースワンを履いてしまったのだろう。。
なんでペンギンから人間に戻ったのだろう。
そんなことを一瞬で考えながら、
何事もなかったように立ち上がった。
そして何事もなかったように電車に乗って会社へと向かった。
それからと言うもの、今に至るまで腰がとても痛い。
明日から3連休で、奥さんとドライブする予定だが、無理せず安全運転で行きましょう。
おやすみなさい。。
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