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【複音ハーモニカ講座】マンドリン奏法(実践編)
前回の入門編、『シングル奏法と三穴奏法』の練習はいかがでしたでしょうか。
今回は、実際マンドリンの様な音を出せるよう解説していきたいと思います。
①まず、ハーモニカはくわえず、口をシングル奏法の形にします。
②舌先を尖らせて、左右に動かします。(上下でも可)
この時「ポロポロ」と舌と口がこすれる音が出ているでしょうか。この音が出ると、よりマンドリンの音に近くなると思います。
③その状態でハーモニカをくわえ、中音部のドの音を吹いてみてください。(舌がハーモニカのウッドには触れないように)
マンドリンの弦を弾くような音になっているでしょうか。
音階で練習してみましょう。(記号はMで表します)
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次に、三穴奏法でのマンドリン奏法を練習しましょう。
三穴奏法の口の形にして、上記と同じ様に吹いてみてください。
三穴の口の形を保てるよう気を付けてください。
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次回は、曲中での演奏を意識した練習法をご紹介いたします。
(2023.10 ハーモニカライフ102号に掲載)
高橋早都子
-Profile-
![](https://assets.st-note.com/img/1698219457858-F5v8v2iZKQ.png)
間中勘氏の演奏「荒城の月」に感銘を受け小学校一年生か らハーモニカの道に入る。
その後齋藤寿孝氏に師事。
1995年 国際ハーモニカチャンピオンシップス、 複音ハーモニカソロ部門にて史上最年少で優勝。
ハーモニカトリオ「ミネストローネ」の複音、コードハーモニカを担当。
2007年第27回F.I.HJAPANハーモニカコンテスト・アンサンブル小編成部門で優勝。
現在、3児の母。子育てと演奏、指導の両立に奮闘中。
後進の指導やソロ活動も積極的に展開中。