【コラム】コンクール、参加することに意義がある!
コロナ禍で国内外のハーモニカコンクールも開催中止が続いていましたが、段々と再開されているようです。
コンクールへの参加は、プロ奏者になることを目標に優勝目指して出場する方もいれば、腕試しにチャレンジしてみる方もいて、出場する目的も様々です。
ハーモニカのコンクールは、事前に提出した録音での予選を経て、予選通過者が決勝ライブを行う形態が多いように感じますが、予選通過できなくても審査員の方々からアドバイスがもらえたり、決勝の舞台に立てたら、自信もつきますし、独特の緊張感も経験できて、今後の励みにもなることと思いますので、機会があったらチャレンジしてみるのはいかがでしょうか⁈
私がコンクールに出場したのは、実は一度だけ!1995年に日本で初めて開催された国際ハーモニカフェスティバルで、オジョイメイ・トリオとしてトリオ部門に出場し、優勝したフランスのトリオには及びませんでしたが、幸いにも第2位をいただくことができました。
目の前にいた審査員の中には、憧れのアドラー・トリオ(イスラエル)の3人もいて、心臓が飛び出しそうでした(笑)。
その時演奏した「時の踊り」は、当然コンクールに向けて何千回、何万回とかなり練習しましたし、その後のコンサートでも何度も演奏したのですが、コンクール本番で審査員の方々を前に演奏したあの時が1番上手く演奏できたと今でも思っています。運も実力のうち!ってか…(^^)
そんな思い出深い曲を以下、ユーチューブでぜひご覧くださいませ。
(時の踊り(ハーモニカ) オジョイメイ・トリオ)
(2023.10 ハーモニカライフ102号に掲載)