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【ハーモニカ仁義】NAMM2024の巻【仲村哲也】

今年もお陰様で、ロスアンジェルスで開催されるNAMM2024のリー・オスカー/トンボハーモニカブース出店に伴い、毎年恒例のデモ演奏に参加させて頂きましたッ!

今回は、皆様ご存知の千賀太郎さんも日本から参戦で、祝ナムデビューです。
リー・オスカーさんは、太郎さんが確か7歳の時にリリースしたアルバムをプロデュースしたこともあり、今回の再会を心待ちにしていた様です。

コロナ禍もスッカリ治まり、今年のNAMMショーは以前の活気を少しずつ取り戻した様で、沢山の来客に恵まれました。

我々のブースでは終始デモ演奏が行われ、時には私ソロで、時にはリーさんとデュオ、そして時には太郎さんも交えて3人での演奏もありました。

全て即興で、相手の演奏を聴きながら瞬時にバッキングやパートを作った上で、各自ソロを回します。
勿論、リーさんと太郎さんのソロ、デュオもありましたヨ、それもとっても素晴らしい合奏でした。

通常、リー・オスカーさんご本人のデモ演奏では、ご自身のオリジナル曲のトラック(カラオケ)に合わせてハーモニカ演奏するのですが、私とデュオ、又は太郎さんを交えてのトリオでは、カラオケ伴奏は一切無しのアカペラ(ハーモニカ演奏のみ)でした。それが私的にはとっても良かったですネ~、、、

やはり生演奏する時は生楽器のみで合奏したいですネ。カラオケは演歌歌う時だけと決めていますから。終わり

追伸:ミック・ジャガーシグネチャーモデル発売おめでとう㊗️ございます。

(2024.4 ハーモニカライフ104号に掲載)

仲村哲也
(TEX NAKAMURA)
-Profile-

1980年代始めまで、自己のバンドでエレクトリック・ベースを担当していたが、1950年代のサウンドに取り憑かれ、アップライト・ベースに転向。
1983年に、FENから流れてきたJ ガイルズ・バンドの「ワーマージャマー」に衝撃を受けハモニカを手にする。
妹尾隆一郎氏に師事し基礎のテクニックを収得。その後は、「F.I.H.ハモニカコンテスト」入賞、アポロシアターのアマチュアナイト・チャンピオンシップに出演(日本人初)するなど、数年の間にトップクラスのハーピストとして活躍する。
以後国内でスタジオミュージシャンとして数多くの録音に参加。1992年渡米。
西海岸人気ファンクバンド「WAR」にリーオスカーの後釜として抜擢され、年間平均100本ワールドツアーに13年間参加。Tex NakamuraやWeeping Willow(咽び泣く柳)の名で、現在も米国ロサンゼルスを拠点に幅広い音楽性と美しい音色で活動中。

●オフィシャルWebサイト
http://blueslim.m78.com/nakamura_tetsuya.html