【複音ハーモニカ講座・最終回】マンドリン奏法(応用編)
前回の練習はいかがでしたでしょうか。
マンドリンの弦を弾くような音色になりましたでしょうか。
今回は、実際曲中でのマンドリン奏法(M)を意識した練習法をご紹介いたします。
曲中では(M)で数小節続く事もありますが、ほんの一小節のみの場合もあります。また、他の奏法や強弱が入っている曲も多いので、以下の練習をやってみましょう。
① まず(M)を入れず、メロディーのみ吹いてみてください。
②(M)を入れて吹いてみましょう。(M)の時、即座に吹き方を変えられるよう、ゆっくり練習してください。
③ベース奏法も入れて吹いてみましよう。
④最後に、強弱も入れて全体を仕上げていきましょう。
曲を練習する際も、①~④の順序でされると良いと思います。
他の奏法としっかり吹き分けて演奏してみてください。
そして、入門編でもお伝えした曲のイメージを大切に、奏法の魅力を表現なさってください。
(2024.1 ハーモニカライフ103号に掲載)