【複音ハーモニカ講座】マンドリン奏法(入門編)
今回は、多くの独奏曲で演奏されるマンドリン奏法をご紹介いたします。
ヴァイオリン奏法と同様、その楽器の音を表現している奏法ですが、ただ真似ているだけでなく、曲によって多彩な音色を奏でる事が出来ると思います。
それは雨音だったり、小鳥のさえずり、小川のせせらぎや落葉が舞う様子など、様々な場面を表現できるとても魅力的な奏法です。是非、その曲をイメージした吹き方を目指していただけたらと思います。
マンドリン奏法は、シングル奏法または三穴奏法の口の形で吹きます。
まずシングル奏法と三穴奏法をしっかり吹き分ける練習をしましょう。
シングル奏法は、口を尖らせて(口笛を吹くような形)にして音が混ざらないようにして下さい。
三穴奏法はシングル奏法より少し口を広げて三穴にし、2音しっかり出ているか確認してみて下さい。
次回は、舌の動かし方などをご紹介いたします。
(2023.7 ハーモニカライフ101号に掲載)