御霊伝　「負け戦さと知りつ-3　男の美学　眞田幸村と十勇士「」

私が訪ねた怨霊の行方3

徳川家康はやはり、たぬきおやじだった。豊臣一族を滅ぼして、
天下をおさめたい家康は、豊臣秀頼に戦さをしかけた。

若い秀頼は、世間知らずの母、淀君とその挑発に乗って戦さを始めた。
先の関ヶ原の戦いで、豊臣家に忠臣を誓う多くの大名家を失い、少数の
みかたしかいないというのに、、。

前の関ヶ原の戦いで、西側着いた真田幸村は処刑を許され和歌山県の
のくどさんにちっきょを命じられ、真田十勇士とともに農民生活を送り眞田紐を発案していた。

だが、豊臣秀頼の出陣を黙ってみていられなかった。その時の東側、徳川側に勝つこととなどありえないことは、火を見るよりあきらかだった。
豊臣に恩義を感じていた真田幸村は平和な農民生活を捨て、死に戦さに向かって、真田十勇士とともに滅んだ。

真田の城がある長野県にも、戦の折り真田幸村が掘ったという大阪城からの脱出用抜け穴にも行ってみたが、今回の写真はくどやま展望です。