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コロナ禍に翻弄されたある公立校の一年②

あれから4年。
信じられないくらいタブレットは教室に浸透し、教育環境も変わりました。
あの時全員に配られた10万円、皆さんは何に使いましたか?
とんぼはiPadとApple pencilを買って、あの混乱を記録しようと、初めて漫画を描き始めました。今ではお見せするのははばかられるほどのつたない画力ですが、しばらくお付き合いいただければ幸いです。

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6.上からの通知

遅々として進まない研修。しかしそれを後押しするかのように通知が届いた。それは全市一斉オンライン授業・・・。これまで頑なに端末使用を拒否していた先生方が重い腰を上げた。

端末を使わないといけない状況で焦る現場

7.習うより慣れろ

マニュアルを読もうが説明を聞こうがいまいちピンとこないクロムブック。コロナ禍を理由に、教育計画も評価計画も無視していろいろ使ってみた。となると当然いろんな問題も出てくるわけで・・・。

学びに飢えていたからか、子どもたちの感想はやたら長かった。

8.日常的なトラブル

端末を使うようになるといろんなタイミングでまさかというトラブルが起きる。おかげで柔軟に対応できるようになった気がする。

おばさんの指はタッチパネルの敵らしい
PCの基礎を学んでいなかったらこうなる

9.端末を文具として使うということは

子どもたちが主体的に動き始めた。しかも教員よりも上手に。でもどうしてもトラブルは起きる。

印刷中の筋トレ時間がなくなったため新たな筋トレをさがす
子どもたちは端末になれるのが早い
コロナ禍とはよく言ったもので「まさか」のタイミングでした
一つ一つ子どもと向き合って対処してほしい
いろんな子どもたちがいるわけで、それを楽しむ余裕もできた
子どもたちは我々が思っているよりも賢い
端末の活用法は我々よりも優れている

10.子どもたちを守りたいから

インターネットの世界でのトラブル・私たちも知らないことがある。「未知の危険から子どもたちを守りたい」その気持ちがこうさせる。だけど私たちは気づいている。教育の”潮目”が来ていることに…。

「生徒を守る」という大義名分を掲げ生徒指導部が作ってきた端末使用のきまり
これからの子どもたちの学びはこうなる
オンラインゲームで鍛えられた子どもたちのネット上のコミュニケーション能力はすごい



5Gの普及により学び方も変わっていく
「学び」に目覚めた子どもたちはよりよく学べる方法を自分で探す


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